以前、メキシコシティに日本の秋葉原のようなところがあるという記事を読んだので行ってみることに。秋葉原と言っても、見たかったのは電気街のほうではなくて、アニメや漫画、ゲームなどのオタク文化(と総称していいのかはわからないけど)が集まっているところのほう。
ラテンアメリカ・タワーの斜め向かいにBazarというビルがあって、それがそうだった。見てすぐ分かった。周辺は電気屋というか、携帯や部品を売っている店が多かった。
早速中へ。1階は携帯端末が多く売られていた。
2階へ。
小さい店が沢山並んでいて、アニメのDVDやグッズが色々売られていた。この感じが、中野ブロードウェイみたいだった。ちなみに商品のほとんどは海賊版。漫画本というのはほぼ売られていない、DVDとグッズ。
さらに上の階に行くと、K-POPやJ-POPのコーナーが。思ったよりもずっとK-POPが人気ある印象。女の子がむらがっていたのはK-POPアイドルの店だった。ここ以外でもJ-POPの販売面積よりK-POPのほうが多い感じ。
日本は嵐を結構見かけた。これ日本の雑誌の表紙を引き延ばしてポスターにしただけだな。
女性アイドルはAKB商品とモー娘。商品も少しだけ見かけたけど、販売店は少なかった。あとJ-POPに関しては全体的に最新ではないという印象。一体いつのCDだよっていうのも売られていた。
ドラマや映画のDVDも。
一番上の階は、何か食べながらカードゲームしたり雑談していた。
奥には日本のファーストフードが。クレープやたこ焼き、お好み焼きなど。
たこ焼きの提灯が反対なんだけど。縦書きって難しいのね。
とまあ色々見て回ったのだけど、日本独特の文化がこういう風に1つのビルに集約されているのは面白いなと思った。ただ、ほとんどが海賊版だったので、知ってもらうにはいい機会だろうけど、日本が実際に進出してもお金にならないのが現状かなという気がする。映像コンテンツであればネットを探せばいくらでも出てくるだろう。
私のメキシコ人の友達も日本のアニメが好きで、結構知っていたけど、だいたいネットで見て、本当に好きなのはDVDを輸入すると言っていた。でも彼女はあきらかに一般の人よりも金銭的な余裕があるから出来る事なんだと思う。
J-POPよりK-POPのほうがこのビルでは勢いがあったというのもまた意外なことだった。そもそもアジア人にきゃー!って言う感覚があるということも意外だし(一部とはいえ)。やはりネットの力がすごいのか、ほとんどの情報源はそこだった。日本の歌手はアニメの主題歌になっていたりすると知られることが多いと言っていた。
どちらにしろほぼ日本の裏側にある国で、こういう場所があるというのはとても不思議で興味深かった。
その他では、メキシコシティは思ったより発展している部分もあって、ビルは当然あるし、路上には電気自動車のスタンドが少しあったり。
中心街ではセブンイレブンも道を歩くとすぐに見つけられるくらいあった。日本のコンビニとあまり変わらない店内だったし。
メキシコシティ滞在:2012年6月15日〜20日
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