2017-08-03

連続する釈迦像

シーギリヤロックに近いから、ダンブッラ(Dambulla)に滞在したが、ここにはもう1つ見所がある。スリランカで最も保存状態が良いと言われている石窟寺院だ。

スリランカは人口の約70%が仏教徒で、菩提樹を非常によく見かけた。

石窟寺院は街の中心からは徒歩で行くには結構遠い(泊まっている場所によるが、中心から30分は歩く)ので、行くならトゥクトゥクが良いかと思う。と言いつつ、私は30分歩いて行った。

黄金の仏像が乗った、とても奇妙な建物が見えるから場所はすぐわかる。
この建物は博物館だから、石窟寺院の入り口は向かって右側の階段を登っていく必要があった。

中には入らなかったが、せっかくなので周辺を見ると、仏像に向かって歩くお坊さんの置物が。托鉢の様子に思える。
黄金の仏像の近くまで行ってみたが、ところどころに蜂の巣ができていて結構怖かった。

石窟寺院の入り口は意外と遠く、しかもずっと坂であまりに辛くて写真がない。中間地点で、チケット売り場はまた別の場所だと言われて、少しだけ下りやっとチケットを購入。
1500ルピー(約1,080円 100ルピー=72円)。

チケット購入してから、また辛い階段が・・・。ちなみにトゥクトゥクだと、このチケット売り場の前までこれる。

寺院には裸足で入るため、入り口前で靴を預ける必要がある。25ルピー(約18円)
入り口に入るとすぐに、また菩提樹の木があり、名前の通り岩山を掘って寺院を作ったのがわかる。

5つの洞窟に分かれており、それぞれ涅槃像や釈迦像がたくさん保存されていた。その光景はいろんな国でも見ることはあるのだが、一番驚いたのは、まるで包装紙のように連続する釈迦像の模様が壁いっぱいに描かれていたことだった。


奥の方の洞窟では調査と修復が行われていた。驚いたのは女性の多さである。割と男性が多い仕事なのかと思っていたし、やっぱりまだ発展途上国だから、教育の平等さもわからないが、いた人のほぼ半数が女性だった。

石窟寺院にたどり着くまでが本当に大変だったけど、寺院の中はなんとなく落ち着く場所だった。
ダンブッラの町にこれ以上みたいものがなかったため、予定を1日繰り上げて、次の町に行くことにした。

ダンブッラ滞在:2017年6月12日〜15日
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