2012-04-23

ペンギン営巣地へ行く

プンタアレーナスでやりたかったことは1つ。ペンギンの営巣地へ行く事のみ。近くでみれるということもあって、かなり楽しみにしていた。

ツアー会社がいくつかあり、200〜300人乗りのボートで行くツアーが25,000ペソ(約4,250円 ※1,000チリペソ=170円で計算) COMAPA Tourismoという会社で街の中心の広場のすぐ隣のブロックにある大きめの会社。ただし人が集まらないと出航しないらしく、聞いた日にちはまだ決まってなくて、当日の昼にまた来てほしいと言われたのでやめた。

もう1つのツアーは小さいボート(20人くらい)で行くツアーで、こっちのほうが高いのだけど、確実に出航するとのことだったからそれを選んだ。(詳細は最後に)

ルートはこの地図の上部にある01と書かれている小さく周っている点線の通り。ペンギンの島→アシカの島→戻る、という感じ。
まだ朝日が昇らない7時に事務所に集合。そこからワゴンで海辺へ30分くらいかけて移動する。移動中にやっと陽が少し見えるくらい。
船に乗ります。
船から昇る朝日を見る。ちなみに朝はものすごく寒かった。完全な冬服。陽がでてないし、風も強いので。

そして船もものすごく揺れる。何かもう、私、船が転覆して、死ぬかもしれないと思ったくらい。しかし操縦士さんによると、パタゴニアの海はこれが普通で、2.3mの波はいつもだから、5mでもまだ帰るレベルじゃないとのこと・・・うむ・・・。

そうこうしてやっと到着した。

たくさんいる!!
穴からみてるし!!
自分の巣と、自分のしたフンを振り返ってみたり。
ロープより先には入れないけど、かなり近づく事は出来ます。
カメラに興味津々だったり。
ペンギンって鳴くんだなあと思ったり。
波に負けて、泳ぐのがうまいとは思えなかったり。
とにかく色々な姿が見れて、本当に楽しかった。そしてやはり立っている時の姿勢が自分とかぶる部分があり親近感が・・。


しかしとにかく寒かった。ペンギンの島は風を遮るものが何もないので、本当に凍るかと思った。でもほんとに行ってよかった。
ペンギンの島のあとは、アシカの島へいったが、波がすごすぎてまともにみれず、天気は快晴なんだけど、船が揺れまくった。昆布がとんできたり、波が船の中に入ってきたりしたので本当に大変であった。私は船に酔わなかったけど、船酔いする人はこのツアーは無理だと思った。しかしそんな揺れたボートも楽しかったことの一つでもある。

■ツアー情報
会社名:SOLO EX(Turismo Canales Patagonicos Ltdaとバウチャーには書いてある)
住所:Jose Nogueira 1225
金額:39,000ペソ(約6,630円)
内容:ペンギンの島、アシカの島へのボートとガイド(スペイン語と英語)
コーヒーと軽食付き
朝7時から昼12時過ぎくらいまでのツアー


プンタアレーナスはペンギンの営巣地に行けたので本当によかった。それ以外では、泊まっているホステルにチリの団体客が泊まっていて、宴会に混ぜてもらったのもいい思い出。
その中の1人が私が日本で働いていたときに関わっていたゲームを知っていて、かなり盛り上がったしとても嬉しかった。日本の漫画が好きで、「スラムダンクで誰が一番好きか」という話をしたり笑。他の人たちは私がスペイン語全くわかっていなくても、相手が英語がしゃべれなくても、とにかくノリがいいし、「仲間に入りなよ!」感が今までの国で一番感じた。これはチリの他の場所を旅行していてもすごく感じた事の一つ。散々飲ませてもらい、滞在は短かったけど、とても楽しかった。それがきっかけで他の日にも一緒にご飯を食べたりする人ができたり、1人で過ごす事がほぼなかった、色々な経験をした街であった。

プンタアレーナス滞在:2012年3月23日〜25日
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4 件のコメント:

  1. 目的は

    「ペンギン見に行く」

    だけでいいですね!

    写真がきれいです

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    返信
    1. ありがとうございます。ペンギンほんとにかわいかったです。

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  2. オーバードライブ2012年4月23日 23:48

    ペンギンって氷の上で生活しているものと思ってました。氷の上を滑ってるイメージです。

    時々勝手に拝見させてもらってます。
    知らない世界が多く楽しませてもらってます。

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    返信
    1. ありがとうございます!ペンギン、私も同じイメージでした。まさか土に穴を掘るなんて・・!?

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