2012-02-14

アメリカにいて思ったこと

2011年12月から2012年2月初旬まで、
アメリカを旅行しながら思った事色々。

一番思った事は、人は人、自分は自分ということ。
何人だからこうであるという先入観が少なからず自分の中にはあり、それとは大きく異なる事が沢山あった。
アメリカ人のイメージは気さくに話しかけてくる、(人との距離の取り方で)これ以上入ってきてほしくないところまで入ってくる。
というイメージが私にはあって。それはつまり日本にいる間に色々な情報を得た中で作られたものということなんだけど。

大きく異なっていたというのは、そんなことはなかったということ。
もちろん全然知らないのに気さくに話しかけてくる人は確かにいる、けどそれは日本で地方に旅行に行ったら、
駅でおばちゃんが話しかけてくるのと同じことで、アメリカだからどうということはない。

東京でもタクシー乗ったらやたら話してくる運転手もいれば、無言のままの人もいるのと同じで、
どこにいるから、どこ出身だから、という特例はあまりないのかなと思った。
もちろん多少は国による、さらにその地域による違いはあるというのはわかるけど、
実体験をもって知る前に自分でこうなんだろうな、と勝手に想像したものが裏切られたところが面白かった。

あと、本当に少ないけど何人かの人とご飯を食べたり、泊まらせてもらったりすることができたことで思ったのは、
みんなやりたい事をちゃんとやっているなあということ。
まあ、これは出会った人がそうだっただけの可能性があるからあくまでも一般的な事実というよりは、感想なんだけど、
働きながら別のやりたい活動をしているという人がほとんどだった。
それがいいとか悪いとかの話をしたいのではなくて、もしそうしたいのであればそうすべきだなとただ単純に思った。

仕事をしているからできないこと、他の活動をしているから仕事ができないとか、
人によって色々状況はあるにしろ、言い訳せずにもっとシンプルに考えるべきではないかと。それでできないなら仕方ない。
ちょっと書くのが難しいね、人の生き方なので、何も強烈に否定をせずに書きたいから。

自分のことだけを書くとしたら、この先やろうと思っている事をただやるだけだと、改めて思ったということ。
人がどうだからといって、同じにする必要は当然ないし(これは今改めて思った事ではないけど)、
周りがどう言うからという理由で何かをやめる必要はないということかな。
わからないけど、何かを悩むときにそういう理由で悩みを持ちかけてくる人が多少はいたなと思ったので。

ただそれはすごく難しいことで、心が折れたら続けられないときもあるというのもわかる。
だから悩み続けるしうだうだしたりする時もあるんだよなあ・・・難しいね。
でもいつもそうなったら基本的に自分がどう考えているかに立ち戻ることで結構復活するけど。人によるね。


あと他に思った事。箇条書き。
とにかく色んな人種がいるということ。国籍はアメリカなのかどこなのかわからないけど、
元のルーツは色々な他の国だろう。これは日本とはほんとに違うことだなと。

すごく広いということ。私はニューヨークから北上して南下してそのまま南側を西に進んだので、
地図で言うところの真ん中は全然通ってない。約1ヶ月半いて半分くらいしか周れないなんて広すぎる。

中華街がどこにでもある。食事に困ったときは中華という私のルールにより、今までで一番中華を食べたかもしれない。
ほんとに力強く生きる中国人を見ていると、日本は中国のことをパクリの国とか言ってる場合じゃないぜよ。

いい人もいれば悪い人もいる。これは日本も同じ。
でもすごく色んな人に助けてもらって、私ももっと人に優しくしようと思ったのでした。

洋服のはやりがわからなかった。日本は新宿・渋谷歩いてたら何が世間一般ではやっているのか人をみればすぐわかるけど、
そういう現象はなかった。これも人は人、自分は自分という感じと一緒なのかしら。
もちろんなんとなくはあるんだろうなあとは思ったけど。


一番最初に書いた印象から、私はずっとアメリカに行く事を避けていたのだけど、
なんかめんどくさそうだなと思っていたから。いい意味で裏切られ、良い出会いもあり、色々考えさせられることもあり、
やっぱり総合的にみたらとても楽しかった。

今度は夏に行きたいなあ。
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