2013-05-08

夢の渡り鳥ルート

楽しかったベルリンを後にして、デンマークはコペンハーゲンを電車で目指す。
なぜこのルートにしたか、それは、通称「渡り鳥ルート」と呼ばれるルートを使いたかったから。なんと電車を、船に乗せて、そのまま海を渡るのです!
電車好きの友達とこれは絶対乗りたいね、という話で盛り上がっていたので一足先に体験することになった。

チケットはベルリン中央駅で通常通りコペンハーゲン行きを購入するだけ。日本のみどりの窓口のような感じだから特別困る事はない。ただし夏は激混みなので、早めにチケットが取れた方がいいだろう。

電光掲示板で到着ホームを確認。

電車がきた。最高速度200kmのICE-TD。まるっこくてかわいい。

車内も素敵。

しかし困った事にチケットの見方がわからなかった。ドイツはずっと英語が通じてたから安心してたけど、チケットの表記は全部ドイツ語。多分席番号はこれだろうなというところに座った。

コペンハーゲンと書いてあったし、自分のチケットの席番号と思われる番号だったからいいと思って座っていたら、電車が先に進むとこの文字盤の内容が変わっていて、違うお客さんが来て、席をどかされた・・・。
その人たちもドイツ語がよくわからないっぽかったけど、駅員にここだと言われたと言って、私と同じ番号のやつもってるのね。
結局システムが未だによくわからないまま、乗車率100%を超える電車で、でかい荷物とともに廊下になげだされた。悲しい。

また少し時間が経つと席が空いて来たから、適当に座った。

そしてついに、電車が国境へ来て、船に乗り込む。
ちゃんと船にレールが敷かれているのね。乗り込むときはこちらはまだ電車の中だけど、バスで船に乗り込んだときと同じように、意外と普通にスムーズに乗り込んでいった。

電車から降りて船内へ。

両替や免税店。


写真、アイス、ペット、タバコ禁止の下に、ソーセージ禁止のマーク?ドイツから来てるから?

食堂があったり。

そして、外のデッキへ。天気がよかったから本当に気持ちがよかった。

風力発電の風車が沢山見えてくる。エコな北欧の感じがいきなりする。

船旅を終えて、また電車に乗り込む。そしてまた当たり前のように電車が走り出した。これはレールの幅が同じだからできることらしい。デンマークからスウェーデンも電車で行き来できるけど、スウェーデンからフィンランドはレールの幅が違うから電車では行き来出来ないとの事。
そう考えてみるとヨーロッパってほとんど電車で移動できるけど、レールの幅とか考えた事なかったな。国が違うのに、そこの規格は合わせてるっていうのはすごい。

デンマークもシェンゲン協定により入国審査はなし。のどかな田舎風景を眺めながらコペンハーゲン駅に電車が進む。

コペンハーゲン駅もなかなか趣きがあって素敵だった。

北欧は日本と同じレベルで物価が高いから正直長居はできなくて、あっという間に時が過ぎてしまった気がする。





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