どんな国でも市場や蚤の市やら、なんだかよくわからないものが売ってごちゃごちゃになっているところが好き。ベルリンの日曜日は蚤の市に行ってみた。
泊まっていた所から歩いていけるくらいの距離だったから、天気もよく散歩がてらふらふらと。
U-BahnのSAMARITERSTR.近くの公園(Jessner strとVeichsel strに挟まれたところ)から始まり、ベルリンの壁方面に歩いていく間にいくつかの広場があったが、その全てで人が集まっていた。
アルゼンチンでアンティークマーケット行った以来、こういう所にきたかもしれない。私の場合、荷物を増やせない、お金もない、という条件のため、こういうところではただの悲しい旅人。見てるのは好きなんだけど。
子どもが自分のおもちゃを売っていたり。
少し移動して、廃墟でやっていたフリマみたいなとこ。
とにかく日差しが強かった。ヨーロッパの夏は素晴らしい。
そしてベルリンでは私の父の元同僚の方に会った。私が小学生の時に、家に遊びに来てくれて、一緒に人生ゲームをやったのがおそらく20年前くらいか。
家に親戚以外の大人が遊びにくる事がほとんどなかったから、めずらしくてなぜかサインをもらった思いではある。ほんとにどんな場面でも、どこで誰とまた会うかなんてわからないもんだ。
ドイツについての色々なことを教えてもらい、お互いの好きなことを沢山話してたら、朝5時になっていた。すごい。そしてさらに驚いたのは、朝5時の人の多さと、その人たちの酔っぱらっていない落ち着いた感じ。日本で朝5時まで飲んでいると、大抵帰りの電車では歩けなくなっている人がいたり、未だにテンション高い人がいたり、完全に死んだ顔している人たちばかりなのに、ベルリンの若者は夕方の顔してた。これがドイツか。
ドイツが今抱えている問題は、少なからず日本がもうすぐ抱える問題に思えた(一部はもうすでに始まっている)。移民の問題、それに関わる雇用と生活保護の問題、エネルギーの問題。ぼやぼやと色々考えていた。ベルリンの朝は寒かった。
ベルリン滞在:2012年7月20日〜23日
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