アティトラン湖周辺には先住民が住む村や町がいくつも存在している。パナハッチェル(Panajachel)を観光の拠点として、そこから色々な村にいってきた。それぞれの村で当然特色が違う、民族衣装も違う、行き方もボート、バス、乗り合いトラック、という具合に様々で、ここにいるだけでかなり冒険している気分になった。
最初はソロラ(Solola)という町へ。人口は1万人程度いるようで、結構大きめの町だ。グアテマラシティからパナハッチェルに移動してくる時もこの町を通ってきたので、少し道を戻る事になる。
移動手段はチキンバス。パナハッチェルでの乗り場はCalle Real(お土産屋などで賑わってない方のメイン通り)。片道3ケツァル(約42円 ※1ケツァル=14円)。
グアテマラののどかな感じとは真逆のデザイン。日本でいうところのデコトラのような感じにみえた。車の先頭部分に行き先が書いてある。ちなみにデザインは様々で、全部が全部こういうデザインではない。
中は意外と普通。とりあえずバスに乗ると、後から集金の人がきて払うという感じ。前も後ろもドアが空いているから、どこから乗っても降りてもよし。
チキンバスはとにかく猛スピードで進む。しかも湖の周りの道路は(舗装はされているが)山道、そしてカーブがめちゃくちゃ多い。伊豆の山道を思い出す。思ったよりも体が左右に振り回されるので、前の座席にしっかり捕まっていないといけないくらいだった。しかしおもしろい。
20分くらい乗って、ソロラの町に到着。ここは男性も民族衣装を着ていることで有名。
ちょっとわかりにくいけど、写真左側の男性がそう。細かい柄の織物の上下を着て、腰巻きと帽子。若い人は全然見かけなかったけど、おじさん世代がこういう服装を普通にしてた。
そしてアティトラン湖。パナハッチェルよりソロラのほうが標高が高いので、上から見下ろす感じ。
市庁舎とマーケット。
車の運転手から何かを受け取る女性たち。
彩り鮮やかすぎるフルーツ。まあだいたい黄色いけど、すごく綺麗だった。
この日のマーケットは日用品がほとんどだった。やはりこの独特ののんびり感は好き。
電線にひっかかってるやつはなんだろう・・・?
そして帰りもチキンバス。隣の女の子がずっとニコニコしてこっちを見て恥ずかしそうにしていたのでとてもかわいかった。ただしバスが走り出すと、ちゃんと捕まります。でもほんとに捕まってないと子どもは特に危険に思った。
パナハッチェルからバスは頻繁にでているし、男性の民族衣装が他の村では着ているのをおそらく見られないので、ソロラはとてもおすすめ。そして私は民族衣装の話とそういう写真ばかりを載せているけど、実際は全員が着ているというわけではない。女性は着用率高いけれど、高校生くらいの女子は今どきっぽい格好や化粧をしている子もいたし、民族衣装を着ている子もいたし。彼女らの出生はわからないけど、同じ場所でも違いは見られる。男子は髪の毛をガチガチにかためておしゃれしてる子もいたり、とにかく色々な人がいるということ。
しかしいい文化なので残していってほしいと思うのは、観光客のわがままか。時代がこの後どう変わっていくのかしら。
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