2012-10-23

グアテマラからメキシコ入国

グアテマラのパナハッチェル(Panajachel)からメキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサス(San Cristbal de las Casas)へ移動した。
旅行代理店が出しているシャトルバスで275ケツァル(約3,850円 ※1ケツァル=14円)、大体6時間くらい。


バスで5時間くらい走ると、国境の町へ到着。まずは出国審査から。


パスポート渡して入国のスタンプ確認されて、完了。特に何も聞かれず。
乗客が結構いたから、全員が終わるまで外で待っていると、メキシコペソへの両替商が近づいて来た。ケツァルからの両替レートがよくわからなかったので、同じバスに乗っている人に色々聞いたら、割と正規ルートに近いとのことだったのでとりあえず両替した。


国境の町というのは今まで見た感じだとだいたい商店が賑わっている。海賊版のDVDだったり、普段見ないような電化製品だったり。


ここで車を乗り換えるため、荷物を持って歩いて少し移動。荷物の検査はここでは特になし。その歩いている途中に沢山の子どもが待ち構えていて、両替した後の余ったコインをくれとずっとおいかけてくる。
荷物を乗せたらまた少し車が走って、今度はメキシコの入国審査へ。


入国カードもなんにも書いてなかったから、そこで紙をもらって書こうとしたら、全く以て英語表記がなかった。今までなんだかんだで英語とスペイン語表記だったからどうにか記載できたけど、全く分からない。しかし、スペイン語と英語の両方分かる人というのはどこかにいるもんで、その人に教えてもらいながら書いた。
入国審査官に紙を渡して、またしても何も聞かれず、荷物チェックも無く入国許可が下りる。陸路での入国というのは本当に大丈夫なのかと心配する事ばかりである。
入国審査所にずっと流れていたゾンビ映画が気になった。これがメキシコか。

ここを通ったらもうメキシコ。


サン・クリストバル・デ・ラス・カサスという町までは1時間ちょっとくらいで着いた。途中で軍のパトロールがあって、全員下ろされたけどツーリストかどうかというくらいで、パスポートを見せるだけで他は特に何もなかった。運転手が一番怪しまれてた、そういうもんか。
メキシコは特に北部で麻薬組織の抗争が問題になっており、警察や通報者含めて何万人も殺害されている。警察自体が恐れをなして町を離れて行くという無法地帯化しているところもあると聞く。(メキシコ麻薬戦争)メキシコの北部だけではなく、グアテマラ北部のメキシコ国境沿いでも同じような原因犯罪が起きていて、旅行者とはいえどこへ行っても油断できない国でもあったりする。しかしその国の魅力は、決して寄らずに済ましたくないというくらいであり、とにかくできるだけ安全であると言われている場所を今回はまわった。
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