約1ヶ月滞在したブラジルもフォズドイグアスで最後。バスでアルゼンチン、プエルトイグアスへ。
フォズドイグアスから「iguazu-Argentina」と書かれた白いバスに乗るとそのままアルゼンチンへ向かう。4レアル。
バスに乗車した時に、運転手さんからその後もバスを乗る事ができる紙をもらうので保持すること。
国境はブラジル国旗とアルゼンチン国旗の色合いで分けてある。
まずはブラジル出国。こんな普通の建物。もちろん乗っていたバスは行ってしまいます・・・。
出国時にも特に何も聞かれず。係員が日本語で「いってらっしゃい!」と言ってきた。これで私のブラジルの旅は終わったのだった。
そして次のバスが来るまで待つ。なんもない。
そして次のバスが来たらまた乗り込み、10分くらいでアルゼンチンの入国審査所へ。バスに乗る時に、ブラジルバスでもらった紙を渡せばお金を払う必要がない。
2日前に入国したばかりだけど、ここでも特に何も聞かれず、やはり国境の街というのは行き来が激しいからこんなもんなのだろうか。それにここはイグアスの滝という観光名所もあるのでなおさらかもしれない。
パスポートに判子をもらい、荷物を一応X線にかけて、またバスに乗る。今度はたまたまバスが待っていた。多分気まぐれ。ここもお金は必要なかった。そのままプエルトイグアスのバスターミナル(終点)まで行く。
バックパッカーだらけである。
バスを待つ時間は多少あるにせよ、あっという間にアルゼンチン入国。やはり陸路だと審査が楽だなと思う。
アルゼンチン最初の街、プエルトイグアス!
しかしまだここはブラジルの雰囲気を残している。人種もそうだし、まだ雑踏とした感じ。
変わったなと思った事といえば、レストランやカフェに「Wi-fi」の文字が急に見られるようになった。ブラジルでは全然なかったから。あとはマテ茶がスーパーに売られている事。
とりあえずアルゼンチンペソがないので両替に。カジノがいくつかあり、その近くで両替をした。ホテルでも両替することはできるはずだが、レートはかなり悪い。バスターミナルで日本人のおじさんに会い、両替所を教えてもらったが、おじさんの頭の中、地図が逆になっていたみたいで、教えてもらった真逆の方向に両替所があった・・・。
街は小さいのですぐに見て回ることができる。日本領事館があるので、ここでブラジルビザを取得して、ブラジルへ入国する人も多いようです。
制服売っている店。日本の田舎みたい。
プエルトイグアスは正直、イグアスの滝以外にやることがない。ゆっくりネットでもしようと数日滞在していたのだけど、ホテルのネットワークがダウンして、ずっと使えなかったのでさらにやる事がなかった。しかもそんなことが初めてだったので、私が行方不明になったんじゃないか疑惑まででて、なんだか精神的にはバタバタした(というか周りをさせた)場所になってしまった。今までがあまりにも普通に連絡とれていたということに改めて気づくと、やはり色々な物の進化というのは本当にすごいなと思ったりした。私はかなり現代っ子なただの旅行者なので、昔の人が何もなしに旅をしていたことを思うと孤独や自由をうらやましいとも思いつつ、正直なところとても不安に勝てそうにないとも思う。そう思うと、誰もが簡単に色々な所に行けるようになったけれども、失われたものが沢山あり、それは失われたということももはや誰にもわからないのかもしれないなあ。なんて。
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