2012-03-29

ブラジルまとめ-食べ物-

この記事は私がブラジルを旅行していた中で、これはぜひ食べてみてほしいと思った物を勝手に紹介する記事です。

■シュラスコ
まあ、やはり名物なのでこれは絶対と思います。鉄串に牛、鳥、豚肉の色々な部位を炭火焼したバーベキューのようなものです。
色々なお店があるけど、結構高いので、ずっと食べていなかったのですがしかし!フォズドイグアスで800円くらいで食べ放題の店を見つけてたくさん食べました。きっと地元の人が行くような店で、にぎわっているところは安くておいしいのだと思います。ブラジル自体はブッフェ形式の食べ物屋さんが多かったので、その中でも食べる事はできるようです。
でも私が行ったところは、焼いた肉をもって店員さんが各テーブルをまわってくる、欲しいと言えばその場で切ってお皿に載せてくれて・・というのを繰り返しやってくれるところです。もうお腹いっぱいだと言っても、「これはおいしいから!」とどんどん勧めてくる笑
焼いたパイナップルなどあまり見かけないものもあっておもしろかったです。日本だと表参道に「バルバッコア」という店があるのですが、そこと同じスタイルです。雰囲気はもっとざっくりしてます。


店はChurrascaria e Pizzaria Tropicana 地図 ※毎日やっている訳ではないみたいなので確認してください

■ビール
ブラジルのビールは軽いものが多い!暑いからどんどん飲んでしまうのだけど、軽いから全然酔わないという、素晴らしい。

これはカーニバル中によく飲んだやつ。


暑くてすぐぬるくなっちゃうので、だいたいこのケースに入れられて出されます。(後ろではシュラスコを焼いてます)

■ムケッカ

これはかなり!おいしかったです。ブラジル北部でよく食べられる郷土料理だそうで、トマト風味の魚介のスープをごはんにかけて食べます。日本人が好きな味なのではないかと思った。しかし変換すると「無結果」という嫌な感じになるなあ・・・

■ジュース(特にカジュとマラクジャ)

ブラジルに入ると果物のジュースがいたるところで売られている。それはどれもおいしいのですが、特におすすめなのが、カジュ(caju)とマラクジャ(maracuja)。※写真はカジュ
どちらもあまり聞き慣れないフルーツですが、アマゾンツアーで実際になっているところをみると至って普通のオレンジのような感じ(色はまだ緑だったけど)でした。カジュはカシューナッツの果実部分だそうです。味は薄くてなんだこれ?って感じなんだけどなんとなくまた飲みたくなり、結構飲んでいた。正直別においしい!って感じではないけど、不思議な魅力です。
マラクジャは多分誰もがおいしいと思えるような味だと思う。日本で食べるオレンジよりも甘いという感じかしら。これはお酒にいれて飲むというのがおいしかったなあ。

■タカカ

少し酸味があり、とろみがあり、そして食べるとなぜか舌がしびれる不思議なスープ。でもこれ本当に本当においしくて、毎日通いました。8レアルだったと思う。若干お味噌汁みたいな感じ。
最初、舌がしびれたときかなり焦ったけどね。なんかおかしなものを食べたのではないかと思って。つい最近のNHKの世界ふれあい街歩きという番組でマナウスの回の時、ちょうど紹介されていたようです。しかも写真を見る限りだと、HP上の写真の店は私が通っていたところだと思われる。おばあさんと青年と少女で交代でやっていて、すごいアットホームな感じでした。

■ガラナ

ブラジルと言えば飲み物はもうガラナでしょう、というくらいどこにでもある。多分コーラかガラナか、くらい。おそらく一番飲まれているのは、緑の缶のやつなんだけど写真はないので、別のものですが、これも結構よく見かけました。日本だと北海道にガラナの飲み物がよく売っているけど、それとは味が全然違う。もう少しライトな感じで、これもまた中毒になるおいしさ。

■アカラジェ
揚げたパンにエビと豆をペースト状にしたものと、私が食べたのはチリソースをはさんで食べるもの。これは屋台でよく売っているもので、5レアルくらいだった。これも日本人が好きそうな味。
色々調べているとサルバドールのご当地バーガーらしいが、私が食べたのはレシフェで。どちらにしろ北部の食べ物なのかな。写真がないので他のサイトから → アカラジェ
ブラジルにアラカジュという地名の場所があり、アカラジェと間違わないでね、と言われた。確かに似ているし、すでに覚えられていない。

■カウジーニョ

ビーチでスープ売りの人が売っていたスープ。エビ、カニなどなど色々な具があり選べる。スープというよりは、わりとどろっとしているのと、具がおおいのでカレーのルーを食べているみたいな感じ。これももう1回食べたい。アイスカップくらいの大きさの器に入っていて、10レアルくらいだったと思う。

■パステル

具を入れて揚げた物。具は安いものだとチーズのみ、他には色々肉や野菜など選べる店もある。マナウスの屋台ではマラクジャのジュースとセットで2レアル(具はチーズ)とか、かなり安かった。レシフェではパステル専門店があり、具の種類は30以上あった。北部だけかとおもいきや、南部のフォズドイグアスでも専門店があった。パステルは日本からきたと言われたけど、最初全く意味がわからなくて「違う」と言ってしまったのだけど、中華の店でメニューをみたら餃子のことをパステルと書いてあって納得。どちらにしろ日本ではないけど、包んで揚げる(餃子は揚げないのもあるけど)というところから意味をとったのか、どちらが先に名前がついたのだろう。


もちろん色々な店はあるものの、南部は肉、北部はシーフードというイメージ。そして個人的には北部の食べ物がおいしかった。紹介しているものも北部の食べ物が多いです。単なる魚介類という感じではなく、それを使った色々な料理を食べられたのですごく良かった。自分がラッキーだと思うのは、全くお腹を壊さなかったこと。なのでどれを食べても大丈夫だったけど、屋台の物を食べる時はそれなりに注意したほうが本当はいいのかもしれないと今更思ったりします。

ブラジルは物価が高いというのもあり、あまり店で食事をしなかった。やはり高いからというのと、メニューがほんとにわからないことが多かった。そして店があまりない、いや、実際はあるんだろうけど、私にはどれが店なのかよくわかならないうえに、メニューが理解できないという問題から、避けていたのかもしれない。
屋台であれば作っているところや売っているものそのものが見れるし、沢山の人が食べていればおいしいのだろうという予測もつく。なので自然と屋台飯が多くなったのであった。でも色々な物に出会えたのでよし。

あとは「ブラジルおもしろかったこと」で書いた、キャラメルクリームはぜひ試してほしい。これはどこのスーパーにも売っています。
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