2015-01-11

10年振り2回目のアテネ

トルコのイズミル(Izmir)からギリシャのアテネ(Athens)までLCCを利用して飛ぶことにした。
イズミルのSwissotel Grand Efesという大きなホテルの前から空港行きバスがHavas社から出ている。10TL(約480円 ※1TL=48円)、約40分で到着した。

バスに乗っている間雨が降っていた。今回の旅は移動が雨に当たることが多い。なんとなくそういう風に旅の勝手な法則があるような気がしてしまう。
イズミルの空港でパスポートチェックを受けると、免税店がすっかりクリスマスの装いでもうそういう季節なのね…と思う。

乗り換えのイスタンブールまで約1時間、今までの陸路での10時間を超える移動はなんだったんだとむなしくなる。イスタンブールで最後のターキッシュリラを使い切り、出国手続きをしてアテネへ。アテネへ行くときもイズミルの上を飛行機は通る。なんだろうこれは。

イスタンブールから1時間半くらいでアテネに無事到着した。アテネは初めて1人旅した海外であった。10年くらい前に留学でイギリスにいた頃、アテネの遺跡群が見たかったのと、イギリスでの滞在期間を延ばすために1度国外へ出なくてはいけなかったから。初めて1人で航空券を手配してホテルを手配して、しかも当時はギリシャ人にほぼ英語通じなくて、泊まったホテルの水が溢れて焦ったな、とか。色々思い出した。

入国も特に問題なく。空港からバスで町の中心にあるシンタグマ広場まで行った。1時間くらいで5ユーロ(約650円 ※1ユーロ=130円)。ギリシャにくるとさらに物価が高く感じた。なのに、バスの中に食料袋を置いてくるという失態。

シンタグマ広場まで来るとやっと昔来た景色だと思い出せた

当時はアテネオリンピックがもうすぐ始まるというときで、地下鉄ができてばかりで人もあまりいなくて、寂しい感じの町だった気がしていたが、今回は夜でも普通の人が出歩き楽しそうにしているし、なんだか閑散とした雰囲気はないように思った。財政破綻した国とも思えない。

次の日、パルテノン神殿はどうしても見たくて出かけていった。快晴で本当に素晴らしい日。

以前来たときは修復作業中であんまりちゃんと見れなかったから今回はどうだ、と思ったが
あんまり変わってなかった…

反対側から見るとまぁまぁいい感じ

ここは丘になっているから、上からみる町が本当に美しい

そんな感じで周辺遺跡もまた少しみつつ、なんだか昔を思い出しては自分の今とやはり比べたりするもんで、色々なことがあったと思った。

そして人で賑わっている場所にたどり着き、骨董市をみたりしてアテネを堪能した。あんまり観光としてどうだったという印象が残っていない。自分を辿る旅。

アテネ滞在:2013年11月22日〜24日、29日〜30日

トルコまとめ-交通・食べ物・おもしろかったこと-

■交通
トルコの交通まとめ

・バス
基本の移動手段はバス。長距離バスは食事がでたり結構快適。
何社もあるがMetro社をずっと使っていた
https://www.metroturizm.com.tr/en-default.html

・飛行機
LCCではペガサス航空(http://www.flypgs.com/en/)が結構安く、国内や近郊ヨーロッパ国へ行くときに検討してよいと思う。

・アンマン(Amman),ヨルダン(Jordan)
↓ Royal Jordan(世界一周航空券) 約3時間
・イスタンブール(Istanbul),トルコ(Turkey)
↓ Metro(バス) 約10時間半 60TL(約2,880円 ※1TL=48円)
・ギョレメ(Goreme)
↓ Metro 約11時間 50TL(約2,400円)
・パムッカレ(Pamukkale)
↓ バス 約30分 3.5TL(約168円)
・デニズリ(Denizli) ※乗り換え
↓ Metro 約3時間 22TL(約1,056円)
・イズミル(Izmir)
↓ Pegasus Air(飛行機) 約1時間
・イスタンブール(Istanbul) ※乗り換え
↓ Pegasus Air(飛行機) 約1時間半 218TL(約10,464円)
・アテネ(Athens), ギリシャ(Greece)

■食べ物
トルコで食べた美味しかったもの

・ピデ
トルコ風のピザ。バザールがある辺りで小さい店が色々でてた。その場でつくってて、スナック的に食べる感じ。具が色々載っていて、種類も豊富。そしてうまかった

・キョフテ
ハンバーグ的なもの。トルコで再会した友達が、これを食べないと!って感じで連れて行ってくれた。肉だから普通に美味しいんだけど、それよりこの緑の唐辛子のようなものがおいしい。後にこれを瓶詰めで買い飢えをしのいでいた…。ハラペーニョだと思ってたけど、ほんとの名前はなんだろう。

・ロカンタ(食堂)での食事
ロカンタとはトルコの食堂の意味である。ご飯パンおかずデザートなどなどカウンターに色々並んでいるなかから、自分で選んで最後に会計する店(が全てじゃないかもだけど)。トルコの普通の食事が食べられてよいし、割とどれ食べても失敗なかった。10TL(約480円)くらいでご飯、サラダ、おかずくらいは食べられる。
イスタンブールではバルカン(Balkan)というお店が旅行客には有名らしい。イズミルはこういう店探さなくてもすぐ見つかるくらい沢山あって嬉しかった。

・サバサンド
トルコは肉料理が多い気がするなかで貴重な魚。海辺で食べるからこそなのかもだが、うまいと思う。あと一緒に売られているレモンジュースがすごい美味しかった

・町のジューススタンド
その場で果物をしぼって出すジューススタンドは色々なところにあった。りんご、オレンジ、ざくろ、野菜、ミックスとか種類も色々。だいたい0.5〜1TL(約24〜48円)くらいで小さい1杯が飲める

・バクラヴァ
トルコのスイーツと言えばこれ、だと思う。パイ生地にピスタチオなどのナッツ類をはさんで焼いて、シロップをかけてあるらしい。これ専門の店があるくらい有名な食べ物。あんまり馴染みのない味なんだけど、私は結構好き。ただ、甘すぎるんだよなっていう。

・トゥルンバ
揚げドーナッツの中にシロップが入っている。ものすっごく甘いんだけど、これはすごいうまい。多分2回くらい食べた。イスタンブールのバザールとバザールの間の道に店があって、その場で揚げてるからできたてを食べられた。しかも1TL(約48円)、安い!

・チャイ
ほんとみんなよくお茶飲むよなぁ。チャイ好き

トルコ=ケバブというイメージがあって、確かにたくさん売っているし、それなりに美味しいのだけど、期待をしすぎた結果、めちゃくちゃうまい!って思えるものに出会えなかった。残念である。日本で食べるやつ、味付けが濃いんだけど、トルコで食べたの全て味が薄い印象。

・おもしろかったこと
記事に書ききれなかったことなど

・シリア難民
シリアでの武力衝突により隣国であるトルコへ逃れて来たシリア難民がイスタンブールの町にはホームレスとして見かけることが多かった。ヨルダンにいたときも、難民がいて現地の人の仕事が減っている、なんて愚痴っている現地の人に会ったりしたが、ホームレス化している人は見かけなかった。子連れとか、子どもだけとか、そういう人ばかりだった。本当に隣の国で起きていることなんだと思う。日本にいると陸続きの隣の国はないものな、全ての国のことがそこまで身近に感じられない気がした

・政教分離のイスラム教国
他の記事にも書いた通り、宗教と政治を分離して考えるという国だから、イスラム教人口は多くとも、戒律はそこまで厳しくない。女性のスカーフは必着ではないし、男女が町中でいちゃいちゃするとか普通にある、お酒も出している店が堂々と出しているし、飲んでいる人もいる。
他のどの宗教もそうだけど、イスラム教も国、そしてそこに住む人によって信仰のしかたは全然違う。アメリカの3.11テロや、この時はみじんも名前を聞かなかったイスラム国とか過激派の存在によりイスラム教=悪・怖いみたいな印象がつきやすいと思う。
色々なイスラム教を信仰する人々を見て来たからこそ、そういう大きなカテゴリでそれを信仰すること自体が悪だと決めつけるのはやめてあげてほしいと本当に思ったりした。

・掃除をちゃんとする
これはかなり私の偏見の可能性があるけど、どこへ行ってもホテルの人も食堂の人も掃除をちゃんとしていた印象。日本は別として、他の国って掃除をするのは掃除を仕事にしている人とか、食堂も皿を片付ける時はぐちゃぐちゃって持ってくっていう印象。
でもトルコはホテルの掃除が仕事じゃないスタッフもなぜか掃き掃除してたり、食堂の人もきれいに皿をかさねて持っていったり、その動作が明らかに他の国とは違うなと感じた。まぁほんとに偶然かもしれないけど。

・謎のヨーグルトドリンク
レストランのドリンクラインナップとして水やコーラに並び必ずある。歩きながら飲んでいる人もいる謎のヨーグルトドリンクAYRAN。ヨーグルト好きじゃないのに、気になりすぎて1度飲んでみたが、なんとも微妙な味だった。塩水にヨーグルト入れたみたいな味なんだけど、まずっ!ともならないリアクションに困る飲み物であった。トルコでの消費量かなりあると思う。


次はギリシャ!

2015-01-07

トルコまとめ-宿泊-

トルコで泊まったところまとめ

■宿泊
・イスタンブール(Istanbul)
Istanbul Paris Hotel&Hostel
Piyerloti Cd. Dizdariye Medresesi Street No:9/11 Cemberlitas-Sultanahmet 
値段:1泊ドミ27TL(約1,296円 ※1TL=48円)または10€
基本情報:男女混合12人ドミ、シャワートイレ共同(閑散期だからよかったが、フルで人がいると部屋に1つしかないのできつそう、お湯でる)、スタッフ英語可、朝食なし、Wi-fiあり(部屋は3階だったが部屋で使えた。速度普通)
行き方:Cemberlitas駅で降りて徒歩7,8分
その他:スルタンアフメットは徒歩圏内、中心にあるので立地は良い。ホテルまでの道に階段があったり、道が入り組んでいて少しわかりずらいかも。地下がバーになっていて、夜うるさい日もある。2段ベッドの上の段の位置にもコンセントがあってそれが一番素敵だった(全ベッドではない)

・ギョレメ(Goreme)
Shoestring cave house
Orta Mahalle, Kazım Eren Sokak, No : 23
http://www.shoestringcave.com/en/index1.html
値段:1泊ドミ25TL(約1,200円)または11€
基本情報:男女混合16人ドミ、シャワートイレ共同(部屋の外の離れにある、お湯でる)、スタッフ英語可、朝食あり(バイキング形式で素晴らしい)、Wi-fiあり(ドミは部屋の奥ではほぼ使えない、ドア付近だとぎりぎり、レセプション周辺に行けば使える。速度普通)
行き方:町が狭いのでツアリストインフォに言えばすぐわかるし、連絡して迎えに来てくれる
その他:ドミトリーだけど安く洞窟ホテルに泊まりたいときはおすすめ。閑散期は人がいなくてひろびろでよかった。夏はぎゅうぎゅうになることを思うと16人部屋はきつい。朝食の充実度はありがたかった。ホテルの雰囲気はとても良いし、スタッフもいい人でおすすめ

・パムッカレ(Pamukkale)

Artemis Yoruk
Pamukkale Kasabasi Ataturk Cad, 20280
値段:1泊ドミ25TL(約1,200円)
基本情報:女性専用5人ドミ、シャワートイレ共同(部屋にある、お湯出るが時間かかる)、朝食あり(バイキング形式だが普通)、タオルあり、Wi-fiあり(部屋の中はつながらない、部屋の位置によるが外かレセプション周辺でつながる、速度遅め)
行き方:バスが到着するオフィスのすぐ横。村が小さいから聞いたらすぐわかる
その他:日本語をしゃべれるスタッフに注意。特に女性1人の場合はしつこくつきまとわれる可能性あり。部屋はシングルベッドで眠れるので嬉しい。夏はプールも使えるみたい。朝食もまあまあ。ホテルの隣に日本食屋がある。
敷地も広くて朝食もついているのに、あのスタッフのせいで全くお勧めできない

・イズミル(Izmir)


入り口はこんな感じで小さい

Caylan Otel
İsmet Kaptan Mh., 35210
値段:1泊1部屋40TL(約1,920円)
基本情報:ツイン、シャワートイレ付き(お湯出る)、スタッフ英語少し可、朝食なし、タオルあり、Wi-fiあり(部屋で使える、速度普通)
行き方:バスターミナルから来た場合到着した広場の真ん前、鉄道駅から徒歩3分くらい。駅前のサークルの道沿いにある
その他:安宿が見つからなかったイズミルではかなりよい値段と立地。2人だったらかなり安いのでは。部屋4階くらいだったけどWi-fiはいって動画みれた。エレベーターがないので上位階だと荷物がきついくらい。入り口小さいけど奥に広がってるので部屋は一般的な広さ。静かだし、町の中心だし、おすすめ



2015-01-05

エーゲ海の港町 イズミル

パムッカレ(Pamukkale)からデニズリ(Denizli)の大きめのバスターミナルまで公共バスで30分くらい3.5TL(約168円 ※1TL=48円)。イズミル行きのチケット自体はパムッカレのメトロのオフィスで購入済みだった

バスターミナルからイズミル(Izmir)行きのバスが来るのを待って、乗り込む

バスは短い時間だが、飲み物やお菓子のサービスがあった。バスターミナルで家族と別れを惜しんでいた大学生くらいの女の子が隣の席にいた。彼女が持っていたパンを半分分けてくれた。
小さなことなんだけど、私自身は、全く知らないしかも明らかな外国人旅行者にいきなりパンを分け与えるなんて優しさを持ち合わせていないなと思った。

3時間半くらいでイズミルのバスターミナルに到着する。ターミナルはかなり広かった。

今までトルコの主要観光都市を訪問していたから、必ず誰かしら旅行客がいたり、観光地らしい感じが漂っていたが、ここは本当に普通の町だ。誰かに媚びている店がない。
町の中心まではターミナルから少し遠いので、ターミナル内にあるメトロの事務所から出ている無料のワゴンに乗って町へいった。荷物にメトロに乗った時につけられるタグが着いていればタダで乗れる

事前にいくら調べても安宿はなかった。旅行する場所じゃないのだ。でも何かしらあるだろうと、着いてから探すことにしていたが、着いたら着いたで歩き回るのがしんどくて駅前のホテルにすぐ決める。1泊40TL(約1,920円)もしたけど(今思うとすごい安い)、いいやって思って。
駅。なんだか微妙な派手さである。

まだ次の行き先を決めていなかった。ギリシャに行こうとぼんやり思っていたが、トルコの中でももっと西端の町までいって船で島々をまわってアテネまでたどりつくか、一気に飛行機でアテネへ行くか、イスタンブールまでもどってギリシャ北部から南下してアテネまでいくか。選択肢はいくらでもあるし、別にギリシャでもアテネでもある必要はないんだけど。

エーゲ海沿いだからか、イズミルは他の町より少し気温が高く、秋の暖かさで、生活の場でしかない町で、物価も安かったし、気に入ったので少し考える時間を取ることにした。

イズミルを散策する。まずはエーゲ海を見に

釣りしたり

クルーザーが停まってたり

大学があってその通りもなんだかちょっと南国風というか、今までのトルコとはまた雰囲気が違う

駅前の広場もヤシの木的なものが生えていたり

駅の近くにある大きい公園。遊園地や噴水があったり、上野公園みたいな感じ。夏じゃないからほとんど閉まっていたけど。白鳥のボートは悪人面すぎて怖かった

あとは海辺に続く道がほとんどマーケットというか商店が続いている。イスタンブールのバザールみたいな感じ。外でお茶している人が本当に多かった



ほんとに普通の町、することは特にない。でもトルコの最後に色々食べたかったものを食べることができたりで、よいところだった。

なんでイズミルに来たのか。それは自分の名前が入ってるから、それだけだった。昔父がそういう場所があると教えてくれたのだ、ただそれだけ。
暖かいし、落ち着く場所なので、海岸沿いのベンチで手紙書いたりなんかしていた。

次は結局飛行機でアテネに行くことにした。一番有力だった船で渡る案はオフシーズンで便数が少なすぎるのと島のホテルがほぼ閉まっている可能性を考え断念。夏なら最高のルートだろな。

トルコ見たとこ全てが良かったし、食べ物も美味しかった。まぁこのころからお金がなさすぎてパンとクリームチーズとヒマワリの種を持ち歩くという食生活だったけど。イスラムだけどお酒も簡単に飲めるし。ただほんと男性のしつこさがやばい、今度来るなら2人以上でお金をもって、もっと美味しく過ごしたいなと思った。

イズミル滞在:2013年11月18日〜22日

2015-01-04

真っ白な世界 パムッカレ

ギョレメを20時頃出発し、パムッカレ(Pamukkale)村を目指す。バスはまた乗り心地のいい感じ。朝の6時半頃近くの町デニズリ(Denizli)の道ばたで降ろされ、待っていたバンに乗りパムッカレ村へ。バスはまたMetroで50TL(約2,400円 ※1TL=48円)

パムッカレ村は本当に小さく、石灰棚と遺跡を見に行くためだけに存在しているようにすら見えてしまう。バンが到着したら場所のすぐ隣に、泊まろうと思っていたホテルがあったから向かう。

日本語ぺらぺらのスタッフがいて、すごく嫌な予感がした。泊まるところはドミトリーだけど、ホテル自体はプールとかあってなかなか広い。

宿泊には朝食がついているが、到着した日は当然ないのだが、ダメ元で聞いてみると「タダで食べていいよ」って言われたので遠慮なく頂いた。
しかしそれが自分のミス。その日本語ぺらぺらのスタッフがずっとツアーの勧誘をしてくる。それは普通に断ればいいので、ずっと断ってたけど、ただでいいから一緒に温泉行こうとかしつこくて、せっかく広いホテルなのにロビーで出くわすのが嫌でくつろぐこともできず、外出するか部屋にこもるかしか選択肢がなくなった

村も散策するには小さすぎたので、さっさと石灰棚を見に行くことに。村から歩いて数分で着いてしまう。まるで人工スキー場のような真っ白い山

パムッカレは綿の城という意味らしい。地下水が温められて温泉となり、温泉中の石灰が沈殿して棚田になったそうな。なので棚に流れているのは温泉なのだ。入り口で入場料20TL(約960円 ※1TL=48円)を払うともうそこから裸足にならなくてはいけない

ずっと坂道になっていて、上まで歩いていく。途中にすでにお湯がながれているから、少しだけ暖かさを感じながら進んでいくのだ。ちなみにすごく滑りやすくもある。
欧米人の観光客は水着来てちょっと深い棚につかっていたりするが、この時は11月だし、日本人的には温泉という熱さのお湯ではないし、それは寒いよってくらいで、入るのはちょっと無理だった

石灰棚の上にローマ帝国時代の遺跡もある。そこは昔温泉地として栄えていたらしい。まさかこの真っ白い山の上に遺跡があるとは不思議だ


円形劇場もすごくきれい。まじで歌ってる人(勝手に)がいて、音がすごく響くということはわかった

遺跡が本当に広くてのどかでよかった

そして陽が傾き始めて来た頃の石灰棚。太陽の位置によって夕日に染まる感じになるんだけど、今の時期は違ったみたいで残念。でもきれいだ



とまあなんだかいい写真がないけど、本当はもっと壮大。

見たいものは見たからすぐに次の町イズミルへ移動

パムッカレ滞在:2013年11月16日〜18日




2015-01-03

たくさんのきのこの山

奇岩は色々みたが、あの有名なきのこの形に似ている岩群をまだ見ていないということで、ゼルベ(Zelve)という町までいくことに。

ギョレメ(Goreme)の町からバスでパシャバ(Pasabag)で降りる。運転手に言っておけば割と観光客が降りるから教えてくれる。なんもないけどゼルベへの看板だけある。3TL(144円)

まっすぐの道を歩いているとなんとなくきのこっぽい感じの岩がちらほら

なんか真っ白い岩にみんなのぼってたからのぼってみる。この岩がすごいきれいだよね

上からみるときのこ岩をたくさん発見。おもしろい、しかも周りに他の岩がないってことはここだけ決まった流れをしてこれができたということなんだろうし

下に降りて色々みてみた

ドアや窓のようなものがあるから、ここにも住んでいたのか。昔、キノコの屋根のお城の絵をずっと描いてたことを思い出した

きのこじゃないけど周辺の岩山もすごい不思議な形してる

そしてまたずっと道なりに次はユルギュプ(Urgup)という町を目指して歩く。きのこの所から1時間くらい歩いたところで、多分これは歩いては無理だということに気づき、途中の店があるところでバスをずっと待つ。ここでもまだゼルベの町から抜けてなかった。
30分くらい待ってユルギュプ行きのバスがきて、なんとそれがギョレメ経由だったため、今まで歩いて来た道をあっという間に戻ってユルギュプの町まで行ってしまった。文明の力!

ユルギュプの町中に大きな岩山があって、それに上ったりできたんだけど、もう夕方になっていたので断念

トルコ式風呂のハマム

小さくてゆったりとした町だった。手紙だけだしてまたギョレメへ。ギョレメまで2.5TL(約120円)

その日の夜行バスでパムッカレへ

ギョレメ滞在:2013年11月13日〜15日