イズミルのSwissotel Grand Efesという大きなホテルの前から空港行きバスがHavas社から出ている。10TL(約480円 ※1TL=48円)、約40分で到着した。
バスに乗っている間雨が降っていた。今回の旅は移動が雨に当たることが多い。なんとなくそういう風に旅の勝手な法則があるような気がしてしまう。
イズミルの空港でパスポートチェックを受けると、免税店がすっかりクリスマスの装いでもうそういう季節なのね…と思う。
乗り換えのイスタンブールまで約1時間、今までの陸路での10時間を超える移動はなんだったんだとむなしくなる。イスタンブールで最後のターキッシュリラを使い切り、出国手続きをしてアテネへ。アテネへ行くときもイズミルの上を飛行機は通る。なんだろうこれは。
イスタンブールから1時間半くらいでアテネに無事到着した。アテネは初めて1人旅した海外であった。10年くらい前に留学でイギリスにいた頃、アテネの遺跡群が見たかったのと、イギリスでの滞在期間を延ばすために1度国外へ出なくてはいけなかったから。初めて1人で航空券を手配してホテルを手配して、しかも当時はギリシャ人にほぼ英語通じなくて、泊まったホテルの水が溢れて焦ったな、とか。色々思い出した。
入国も特に問題なく。空港からバスで町の中心にあるシンタグマ広場まで行った。1時間くらいで5ユーロ(約650円 ※1ユーロ=130円)。ギリシャにくるとさらに物価が高く感じた。なのに、バスの中に食料袋を置いてくるという失態。
シンタグマ広場まで来るとやっと昔来た景色だと思い出せた
当時はアテネオリンピックがもうすぐ始まるというときで、地下鉄ができてばかりで人もあまりいなくて、寂しい感じの町だった気がしていたが、今回は夜でも普通の人が出歩き楽しそうにしているし、なんだか閑散とした雰囲気はないように思った。財政破綻した国とも思えない。
次の日、パルテノン神殿はどうしても見たくて出かけていった。快晴で本当に素晴らしい日。
以前来たときは修復作業中であんまりちゃんと見れなかったから今回はどうだ、と思ったが
あんまり変わってなかった…
反対側から見るとまぁまぁいい感じ
ここは丘になっているから、上からみる町が本当に美しい
そんな感じで周辺遺跡もまた少しみつつ、なんだか昔を思い出しては自分の今とやはり比べたりするもんで、色々なことがあったと思った。
そして人で賑わっている場所にたどり着き、骨董市をみたりしてアテネを堪能した。あんまり観光としてどうだったという印象が残っていない。自分を辿る旅。
アテネ滞在:2013年11月22日〜24日、29日〜30日 Tweet
行きたい!!
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