2015-01-05

エーゲ海の港町 イズミル

パムッカレ(Pamukkale)からデニズリ(Denizli)の大きめのバスターミナルまで公共バスで30分くらい3.5TL(約168円 ※1TL=48円)。イズミル行きのチケット自体はパムッカレのメトロのオフィスで購入済みだった

バスターミナルからイズミル(Izmir)行きのバスが来るのを待って、乗り込む

バスは短い時間だが、飲み物やお菓子のサービスがあった。バスターミナルで家族と別れを惜しんでいた大学生くらいの女の子が隣の席にいた。彼女が持っていたパンを半分分けてくれた。
小さなことなんだけど、私自身は、全く知らないしかも明らかな外国人旅行者にいきなりパンを分け与えるなんて優しさを持ち合わせていないなと思った。

3時間半くらいでイズミルのバスターミナルに到着する。ターミナルはかなり広かった。

今までトルコの主要観光都市を訪問していたから、必ず誰かしら旅行客がいたり、観光地らしい感じが漂っていたが、ここは本当に普通の町だ。誰かに媚びている店がない。
町の中心まではターミナルから少し遠いので、ターミナル内にあるメトロの事務所から出ている無料のワゴンに乗って町へいった。荷物にメトロに乗った時につけられるタグが着いていればタダで乗れる

事前にいくら調べても安宿はなかった。旅行する場所じゃないのだ。でも何かしらあるだろうと、着いてから探すことにしていたが、着いたら着いたで歩き回るのがしんどくて駅前のホテルにすぐ決める。1泊40TL(約1,920円)もしたけど(今思うとすごい安い)、いいやって思って。
駅。なんだか微妙な派手さである。

まだ次の行き先を決めていなかった。ギリシャに行こうとぼんやり思っていたが、トルコの中でももっと西端の町までいって船で島々をまわってアテネまでたどりつくか、一気に飛行機でアテネへ行くか、イスタンブールまでもどってギリシャ北部から南下してアテネまでいくか。選択肢はいくらでもあるし、別にギリシャでもアテネでもある必要はないんだけど。

エーゲ海沿いだからか、イズミルは他の町より少し気温が高く、秋の暖かさで、生活の場でしかない町で、物価も安かったし、気に入ったので少し考える時間を取ることにした。

イズミルを散策する。まずはエーゲ海を見に

釣りしたり

クルーザーが停まってたり

大学があってその通りもなんだかちょっと南国風というか、今までのトルコとはまた雰囲気が違う

駅前の広場もヤシの木的なものが生えていたり

駅の近くにある大きい公園。遊園地や噴水があったり、上野公園みたいな感じ。夏じゃないからほとんど閉まっていたけど。白鳥のボートは悪人面すぎて怖かった

あとは海辺に続く道がほとんどマーケットというか商店が続いている。イスタンブールのバザールみたいな感じ。外でお茶している人が本当に多かった



ほんとに普通の町、することは特にない。でもトルコの最後に色々食べたかったものを食べることができたりで、よいところだった。

なんでイズミルに来たのか。それは自分の名前が入ってるから、それだけだった。昔父がそういう場所があると教えてくれたのだ、ただそれだけ。
暖かいし、落ち着く場所なので、海岸沿いのベンチで手紙書いたりなんかしていた。

次は結局飛行機でアテネに行くことにした。一番有力だった船で渡る案はオフシーズンで便数が少なすぎるのと島のホテルがほぼ閉まっている可能性を考え断念。夏なら最高のルートだろな。

トルコ見たとこ全てが良かったし、食べ物も美味しかった。まぁこのころからお金がなさすぎてパンとクリームチーズとヒマワリの種を持ち歩くという食生活だったけど。イスラムだけどお酒も簡単に飲めるし。ただほんと男性のしつこさがやばい、今度来るなら2人以上でお金をもって、もっと美味しく過ごしたいなと思った。

イズミル滞在:2013年11月18日〜22日
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