2012-10-16

チチカステナンゴで木曜市へ行く

パナハッチェル(Panajachel)からシャトルバスで1時間くらいのところにチチカステナンゴ(Chichicastenango)という小さな町がある。そこは、毎週木曜日と日曜日に大きな市をやっていて、民芸品から日用品まで様々なものが売られているというので行ってみた。
私は旅行代理店でシャトルバスを予約して行ったけど、ローカルバスを乗り次いで、倍くらい時間はかかるけどかなり安く行くという方法もある。シャトルバスは往復で90ケツァル(約1,260円 1ケツァル=14円)。パナハッチェルの町にいくつも旅行代理店がある。チチカステナンゴは観光客に取っては品数も多く、安く買い物が出来るということで有名。なので市場も、もちろん現地の人に向けた日用品のコーナーもあるけれど、大半が民芸品などのお土産が多く売られていた。

バスが到着したところからすぐに市場のエリアに歩いて行けた。まだ人がいない時間帯。こういう風に両脇に店がずらっと並んでいる。


昼に近づくに連れて、だんだん混んできた。




まあでも地元の人たちは、買い物したり、物を売ったりしつつ、他の中南米の国の物を売る人たちとは少し雰囲気が違い、ゆったりした空気がながれている。






道沿いに店があるだけではなく、広場全体に店が広がっている。本当に広くて多分全部見きれていないと思う。


広場の真ん中にサント・トマス教会(Iglesia de Santo Tomas)がある。石段には花売りの人が集まっている。この場所の雰囲気がとても独特。市場の中でもさらに他の世界に来たみたいだった。


その日は途中から大雨。帰りのバスの時間は決まっていたから、適当に雨宿りしながら店じまいして帰る人たちを見ていた。結構おもしろい。




道路が若干冠水していた。結局帰らないといけない時間になったからタイミングをみてバス停まで走った。


バス停というかホテルの車庫を間借りして停めているような場所。戻ると、物売りの子どもが4.5人集まっていた。おそらくこの曜日のこの時間、ここからバスが出る、そして観光客が沢山集まるというのを知っているのだろう。
とてもかわいかったのだけど、珍しくとても強引でもあった。普通に「これ買いませんか?」と言ってきて、断ると、押し付けてくる。触ってしまうと、触ったから買ってくれと言われそうなので避けていると、向こうが手離しちゃうのね。物が落ちちゃうから、とっさに落ちないようにつかんじゃう。そしたら案の定「もう触ったから買って」、という感じ。
買うつもりもないので、物を返そうと追いかけると、もういつの間にかみんなで追いかけっこみたいになっちゃって。ただ単に遊んであげているだけな気もして来た。しょうがないから、そこら辺に置いて帰ろうとすると、みんな一斉に「あーーー!」とか言うから、それがおかしくて、何度も置くふりをしてはやめて、という具合に。本当に買ってくれないことがわかると、諦めて取りにくるんだけど。でもこれ小学生低学年くらいの子の話。着いてきている子はもっと小さかったかもしれない。色々考えつつ、パナハッチェルへ戻った。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2 件のコメント: