フィンエアー(Finnair)搭乗。アイスランドのレイキャビック発、ヘルシンキ乗り換え、ハンガリーのブダペスト行きの飛行機で荷物がロストバゲッジに遭い、最終的には見つかったものの、発生から発見までは5日かかった。
長期の旅行だからまだ新しく全部買いなおすという選択肢が持てたが、これが日本から1週間の休暇で来ている旅行だったら・・?荷物のことだけで頭がいっぱいになって何も楽しめなかったことであろう。いつ見つかるか分からないから、物をどのタイミングで買えばいいのかも判断が難しいし。
ということで、一度ロストバゲッジにあったので、事前にやっておいたほうがいいこと、起きたらすぐにやるべきだったことを備忘録的にまとめようと思った。同じ目に遭ってしまった誰かの助けになれば幸い。
■ロストバゲッジ事前防止策
正直起きる時には起きるから、事前防止というのはちょっと大げさだけれども。しかし誰にでも起きる可能性があると考えると、やっておいて損はないと思う。
・スーツケースは特徴のあるものにする
私の場合ただの黒いスーツケースだった。失くなった時に何千とある荷物の中にまぎれると、外観以外の方法でしか探せないものだった。そうなるとより時間がかかる。
黒などよくある色のスーツケースでもシールを貼る、ベルトをつける、カバーをつける、取っ手にスカーフを巻くなど(付けたものが取れちゃってる可能性はあるけど)、「これは絶対に私のカバンにしかない特徴のものだ」というのが分かるようにしておいたほうがいい。そして出発前にそれの写真を撮っておくべき。
荷物の取り間違え防止に自分なりの工夫をする人がいるが、それは本当に取り間違え以外の時にも役立つことだったのだ。
・カバンの中に自分だけしか持っていないであろうものを入れておく
これは荷物が失くなった時、探すためにカバンの特徴などを詳細に記載するサイトにあった質問の一つで、電話口でも聞かれた。私の場合、羊のお面を入れておいたことにより、それが向こうに伝わった次の日にすぐに見つかった。
流石にお面はレアケースだと思うけど、本、雑誌、変わった形のもの、変わった色のもの、自分しか持っていないであろうもの、そういうものが入っていないかを聞かれたので、何か入れておくと失くなった時の発見を早めるものになると思う。
・現地購入が難しいものはスーツケースに入れない
例えばカメラ専用の充電器や常備薬、眼鏡等。大抵のものは最悪買えばどうにかなるけど、これは現地では買えないし絶対に必要になるというものは手荷物に入れておくべき。
オールマイティーなカメラの充電器を探すのにショッピングモールを3つくらいまわったし、見つかったからよかったけど、ない場合も考えられる。
眼鏡は持っていたけど、コンタクトレンズもずっとなくて、購入に処方箋が要らない国で購入できた。常備薬も絶対に飲まないといけない量は手荷物に入れておくのが一番安全だと思う。
・海外旅行保険で手荷物遅延等費用が補償されているものに入る
私はもちろん海外旅行保険に入っていたけど、手荷物遅延で困ることが起きるなんて思っていなかったから、そのオプションが付いているプランには入らなかった。
私が乗ったフィンエアーでは2017年当時エコノミークラスは70ユーロ、ビジネスクラスは135ユーロ、それを超えた分は購入額の半額を補償するという形だった。
これは航空会社によって違うと思うし、LCCだと補償は付けないとないはずだから、場合によってはほぼ戻ってこないこともあると思う。
自分の保険でカバーできることがわかれば、荷物がなくなったとしても最初から何をいつ買えばいいのかなど考えずに、買った分は補償されるんだからと割り切ることができるのはだいぶ気持ちが違うと思う。保険が適応されるタイミングも決まっている(遅延から◯時間経過した場合等)ので、それを確認しておく必要がある。
・1時間未満の乗り換えはなるべく避ける
これは飛行機の便の事情でやむを得ないことはあると思うけど、私は今回45分しか乗り換え時間がなくて、しかも少し遅れていたので、その短さがロストバゲッジを引き起こした原因の一つだと思う。同じコードシェア便ならまだいいけど、他の系列の航空会社に乗り継ぎなんて言ったらもっとリスクは高まるだろうし。もし選択肢があるならば、なるべく短い乗り換えは避けたほうがいいのは色んな面で安心だと思う。
■ロストバゲッジが発生した場合の解決策
何をやっていても起きる時には起きる。発生してしまった場合に、すぐにやっておいたほうがよかったなと思うことを書いておく。
・空港でバッグの詳細、補償額、問い合わせ先を確認しておく
色んな人の話を聞く限り、空港で私の対応をしてくれた人があまりに説明不足だったのではないかと思うが、どの国でも決まった対応はないと思うので、相手がどうであれ自分から重要なことを聞いて、向こうにも伝えることが重要だと思う。
私は空港でカバンの色しか聞かれなかった。後々考えるとこんなんで見つかるわけがないのだが、その時は初めてだからそういうことにも気づかない。もし聞かれなかったとしても、カバンの色、ブランド、写真を撮っていれば写真、上記に記載したカバンに入っているものを伝えて、カバンの特徴として登録して欲しいと言うべきだ。
また、いくら補償されるのか、必ずあらかじめ決まっているルールはあるはずだから、それを確認する。航空会社によってはその際に洗面用具はくれるところもあるらしい。私は後々、この補償額を聞き出すのにかなり時間がかかり、必要なものを買うに買えなかった。また、空港のスタッフでは分からない場合、じゃあどこに問い合わせたらわかるのかを聞いて、とにかく不明があれば明確にしてから空港を去るべきだ。また、購入したもののレシートは補償してもらう時に必要になるので保持しておく。
また、今後の問い合わせは誰とすればいいのか、また方法(メール&電話番号)を確認しておくべき。私の場合、空港でもらった案内先は空港の担当部署みたいなところで、レスポンスがかなり遅くて、結局フィンエアーのTwitterの公式ヘルプに連絡して、新しい連絡先を聞き、そこで初めてカバンの詳細を登録するサイトがあることを知ったという謎。彼らは自分の仕事はここからここまでとしっかり線を引いているので、関係なかったらもうやらない人もいる。だから問い合わせ先は明確にしておくべき。
これを最初に確認できれば、あとは数日待つ必要はあるかもしれないけど、もうできることはないと思う。
・連絡が途切れたらTwitter/Facebook/公式サイトなどなんでも連絡してみる
私の場合、空港でもらった連絡先はフィンエアーというよりは、ハンガリーの空港の荷物遅延部署みたいなところで、とにかくレスポンスが遅かった。でもそこはフィンエアーではないから、荷物の補償についての質問は毎回スルーされ、返答もあまり協力的ではなかった。
フィンエアーに直接相談したほうが早いと思って、公式TwitterからDMして、フィンエアーの荷物遅延担当部署のようなところの問い合わせ先を聞いた。そこからはまだマシなやりとりができたのだ。こちらからすればその二つの違いがよく分からないし、空港で案内された問い合わせ先に連絡するのが当たり前だが、あのままでは見つからなかったと思う。
・フィンエアーでロストバゲッジした場合の役立ちサイト
まずロストバゲッジしたら空港の担当カウンターがあるからそこでClaim Reference Numberをもらうと思う。
荷物が今どこにあるのか確認するサイト。ここにバッグの特徴を少し入れられることができる。空港スタッフはこれにまず入力していたので、より詳細を伝えて登録してもらったほうが良い
https://www.finnair.com/bag
その後72時間荷物が見つからない場合以下のサイトに荷物の詳細を入力。ただしこのサイトは何度入力しても送信すると相手には届かないという状態で、結局電話して伝えた。
https://www.finnair.com/jp/jp/information-services/baggage/lost-delayed-damaged-baggage
電話は日本の携帯を持っていっているなら、そのまま使えるけど、電話代が高額になるから、Skypeの月額国際電話プランを契約するか、クレジットを購入したほうがだいぶ安い。
https://www.skype.com/ja/calling-rates/
防止策や解決策を、書いてみるととても当たり前のことなんだと自分でも思うけど、発生した時に空港で詳細を確認せずにいたので(こんなに見つからないものだとも思っていなかった)、なってみると案外どうしたらいいかって分からない。ネットに載っている情報も、あまり具体策ではなかったし、結構大変だった。とにかく空港で最初にいろいろ確認しておくことをお勧めする。
■発生から荷物が見つかり補償されるまでの流れ
10月13日
ブダペストでロストバゲッジ。空港の担当部署にて手続き
Reference numberの発行と、部門をいくつか行き来したため複数の問い合わせ先を得てしまう
→この時点で今後の問い合わせ先確認と、補償額、カバンの詳細を伝えるべきであった
10月14日
心配すぎて複数ある問い合わせ先にそれぞれ連絡してみるが、空港でもらった連絡先のうち一つはreference number発行のためだけの部署であることがわかり、この時点での連絡先は絞られた。
補償額について質問をメールする
10月15日
補償についてはスルーされた定型文の返答がくる。同じ質問を送ったがこのあと返答がくることはなかった。
この問い合わせ先ではダメだと判断し、Twitterの公式ヘルプに連絡する
10月16日
Twitterの公式ヘルプから返答が来て、フィンエアーの専門問い合わせ先と、カバンの詳細を入力するサイトを知り、連絡&登録。
135ユーロの補償額があることをここでやっと知る。
カバンの詳細について登録しているのに向こうでは見れないと言われ、再度登録し、その連絡の際に登録画面のキャプチャも送る
フィンエアーからの返答はまた登録されたものが見えない&画面のキャプチャについては無視。
届かないなら電話をしてもらえないかメールしてみる
(こちらからも電話しているが混みすぎていて繋がらない)
10月17日
荷物はまだ見つからないのごめんね・・・というこちらの質問に全く答えてないメールがくる
仕方がないから電話をずっとかけて奇跡的に繋がり、荷物の詳細を伝える
10月18日
スロバキアに移動。
スロバキアに着いてからサイトを確認すると荷物が見つかっていた
10月19日
補償についての問い合わせ先を教えてもらい保存していたレシートを添付して送信。
金額について全額補償できないかダメ元で交渉してみる。
決まりがあるから無理だと言われ、補償額(現金振込だとだいたい65%補償、フィンエアーサイト専用のお買い物券だとだいたい90%補償)を提示される
10月23日
再度交渉してみると、提示した金額の計算が誤っていたと告げられる(最初は135ユーロじゃなくて70ユーロで計算されていた)
それまでの対応の悪さで提示された金額に不安になったので、計算根拠を出して欲しいと返信する。
10月24日
根拠を提示され納得できた。お買い物券の場合はいくらになるのか再計算後の金額を連絡されていないので、それを質問
10月25日
お買い物券の場合の補償金額が判明する。
数日どちらにするか考えたが、フィンエアーのサイトに欲しいものがないのと、あっても郵送費がかかるのであんまり意味ないので現金振込にすることに決める
10月29日
必要情報を送信して手続き完了。数週間後に振込を確認
私が無駄に交渉しているのもあるけど、何もわからず空港を出ると、やりとりが完了するまでに2週間以上かかっている。せっかくの旅中に本当にもったいないと思った。
最初にできることをやってしまって早期解決される手助けになりますように。
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長期の旅行だからまだ新しく全部買いなおすという選択肢が持てたが、これが日本から1週間の休暇で来ている旅行だったら・・?荷物のことだけで頭がいっぱいになって何も楽しめなかったことであろう。いつ見つかるか分からないから、物をどのタイミングで買えばいいのかも判断が難しいし。
ということで、一度ロストバゲッジにあったので、事前にやっておいたほうがいいこと、起きたらすぐにやるべきだったことを備忘録的にまとめようと思った。同じ目に遭ってしまった誰かの助けになれば幸い。
■ロストバゲッジ事前防止策
正直起きる時には起きるから、事前防止というのはちょっと大げさだけれども。しかし誰にでも起きる可能性があると考えると、やっておいて損はないと思う。
・スーツケースは特徴のあるものにする
私の場合ただの黒いスーツケースだった。失くなった時に何千とある荷物の中にまぎれると、外観以外の方法でしか探せないものだった。そうなるとより時間がかかる。
黒などよくある色のスーツケースでもシールを貼る、ベルトをつける、カバーをつける、取っ手にスカーフを巻くなど(付けたものが取れちゃってる可能性はあるけど)、「これは絶対に私のカバンにしかない特徴のものだ」というのが分かるようにしておいたほうがいい。そして出発前にそれの写真を撮っておくべき。
荷物の取り間違え防止に自分なりの工夫をする人がいるが、それは本当に取り間違え以外の時にも役立つことだったのだ。
・カバンの中に自分だけしか持っていないであろうものを入れておく
これは荷物が失くなった時、探すためにカバンの特徴などを詳細に記載するサイトにあった質問の一つで、電話口でも聞かれた。私の場合、羊のお面を入れておいたことにより、それが向こうに伝わった次の日にすぐに見つかった。
流石にお面はレアケースだと思うけど、本、雑誌、変わった形のもの、変わった色のもの、自分しか持っていないであろうもの、そういうものが入っていないかを聞かれたので、何か入れておくと失くなった時の発見を早めるものになると思う。
・現地購入が難しいものはスーツケースに入れない
例えばカメラ専用の充電器や常備薬、眼鏡等。大抵のものは最悪買えばどうにかなるけど、これは現地では買えないし絶対に必要になるというものは手荷物に入れておくべき。
オールマイティーなカメラの充電器を探すのにショッピングモールを3つくらいまわったし、見つかったからよかったけど、ない場合も考えられる。
眼鏡は持っていたけど、コンタクトレンズもずっとなくて、購入に処方箋が要らない国で購入できた。常備薬も絶対に飲まないといけない量は手荷物に入れておくのが一番安全だと思う。
・海外旅行保険で手荷物遅延等費用が補償されているものに入る
私はもちろん海外旅行保険に入っていたけど、手荷物遅延で困ることが起きるなんて思っていなかったから、そのオプションが付いているプランには入らなかった。
私が乗ったフィンエアーでは2017年当時エコノミークラスは70ユーロ、ビジネスクラスは135ユーロ、それを超えた分は購入額の半額を補償するという形だった。
これは航空会社によって違うと思うし、LCCだと補償は付けないとないはずだから、場合によってはほぼ戻ってこないこともあると思う。
自分の保険でカバーできることがわかれば、荷物がなくなったとしても最初から何をいつ買えばいいのかなど考えずに、買った分は補償されるんだからと割り切ることができるのはだいぶ気持ちが違うと思う。保険が適応されるタイミングも決まっている(遅延から◯時間経過した場合等)ので、それを確認しておく必要がある。
・1時間未満の乗り換えはなるべく避ける
これは飛行機の便の事情でやむを得ないことはあると思うけど、私は今回45分しか乗り換え時間がなくて、しかも少し遅れていたので、その短さがロストバゲッジを引き起こした原因の一つだと思う。同じコードシェア便ならまだいいけど、他の系列の航空会社に乗り継ぎなんて言ったらもっとリスクは高まるだろうし。もし選択肢があるならば、なるべく短い乗り換えは避けたほうがいいのは色んな面で安心だと思う。
■ロストバゲッジが発生した場合の解決策
何をやっていても起きる時には起きる。発生してしまった場合に、すぐにやっておいたほうがよかったなと思うことを書いておく。
・空港でバッグの詳細、補償額、問い合わせ先を確認しておく
色んな人の話を聞く限り、空港で私の対応をしてくれた人があまりに説明不足だったのではないかと思うが、どの国でも決まった対応はないと思うので、相手がどうであれ自分から重要なことを聞いて、向こうにも伝えることが重要だと思う。
私は空港でカバンの色しか聞かれなかった。後々考えるとこんなんで見つかるわけがないのだが、その時は初めてだからそういうことにも気づかない。もし聞かれなかったとしても、カバンの色、ブランド、写真を撮っていれば写真、上記に記載したカバンに入っているものを伝えて、カバンの特徴として登録して欲しいと言うべきだ。
また、いくら補償されるのか、必ずあらかじめ決まっているルールはあるはずだから、それを確認する。航空会社によってはその際に洗面用具はくれるところもあるらしい。私は後々、この補償額を聞き出すのにかなり時間がかかり、必要なものを買うに買えなかった。また、空港のスタッフでは分からない場合、じゃあどこに問い合わせたらわかるのかを聞いて、とにかく不明があれば明確にしてから空港を去るべきだ。また、購入したもののレシートは補償してもらう時に必要になるので保持しておく。
また、今後の問い合わせは誰とすればいいのか、また方法(メール&電話番号)を確認しておくべき。私の場合、空港でもらった案内先は空港の担当部署みたいなところで、レスポンスがかなり遅くて、結局フィンエアーのTwitterの公式ヘルプに連絡して、新しい連絡先を聞き、そこで初めてカバンの詳細を登録するサイトがあることを知ったという謎。彼らは自分の仕事はここからここまでとしっかり線を引いているので、関係なかったらもうやらない人もいる。だから問い合わせ先は明確にしておくべき。
これを最初に確認できれば、あとは数日待つ必要はあるかもしれないけど、もうできることはないと思う。
・連絡が途切れたらTwitter/Facebook/公式サイトなどなんでも連絡してみる
私の場合、空港でもらった連絡先はフィンエアーというよりは、ハンガリーの空港の荷物遅延部署みたいなところで、とにかくレスポンスが遅かった。でもそこはフィンエアーではないから、荷物の補償についての質問は毎回スルーされ、返答もあまり協力的ではなかった。
フィンエアーに直接相談したほうが早いと思って、公式TwitterからDMして、フィンエアーの荷物遅延担当部署のようなところの問い合わせ先を聞いた。そこからはまだマシなやりとりができたのだ。こちらからすればその二つの違いがよく分からないし、空港で案内された問い合わせ先に連絡するのが当たり前だが、あのままでは見つからなかったと思う。
・フィンエアーでロストバゲッジした場合の役立ちサイト
まずロストバゲッジしたら空港の担当カウンターがあるからそこでClaim Reference Numberをもらうと思う。
荷物が今どこにあるのか確認するサイト。ここにバッグの特徴を少し入れられることができる。空港スタッフはこれにまず入力していたので、より詳細を伝えて登録してもらったほうが良い
https://www.finnair.com/bag
その後72時間荷物が見つからない場合以下のサイトに荷物の詳細を入力。ただしこのサイトは何度入力しても送信すると相手には届かないという状態で、結局電話して伝えた。
https://www.finnair.com/jp/jp/information-services/baggage/lost-delayed-damaged-baggage
電話は日本の携帯を持っていっているなら、そのまま使えるけど、電話代が高額になるから、Skypeの月額国際電話プランを契約するか、クレジットを購入したほうがだいぶ安い。
https://www.skype.com/ja/calling-rates/
防止策や解決策を、書いてみるととても当たり前のことなんだと自分でも思うけど、発生した時に空港で詳細を確認せずにいたので(こんなに見つからないものだとも思っていなかった)、なってみると案外どうしたらいいかって分からない。ネットに載っている情報も、あまり具体策ではなかったし、結構大変だった。とにかく空港で最初にいろいろ確認しておくことをお勧めする。
■発生から荷物が見つかり補償されるまでの流れ
10月13日
ブダペストでロストバゲッジ。空港の担当部署にて手続き
Reference numberの発行と、部門をいくつか行き来したため複数の問い合わせ先を得てしまう
→この時点で今後の問い合わせ先確認と、補償額、カバンの詳細を伝えるべきであった
10月14日
心配すぎて複数ある問い合わせ先にそれぞれ連絡してみるが、空港でもらった連絡先のうち一つはreference number発行のためだけの部署であることがわかり、この時点での連絡先は絞られた。
補償額について質問をメールする
10月15日
補償についてはスルーされた定型文の返答がくる。同じ質問を送ったがこのあと返答がくることはなかった。
この問い合わせ先ではダメだと判断し、Twitterの公式ヘルプに連絡する
10月16日
Twitterの公式ヘルプから返答が来て、フィンエアーの専門問い合わせ先と、カバンの詳細を入力するサイトを知り、連絡&登録。
135ユーロの補償額があることをここでやっと知る。
カバンの詳細について登録しているのに向こうでは見れないと言われ、再度登録し、その連絡の際に登録画面のキャプチャも送る
フィンエアーからの返答はまた登録されたものが見えない&画面のキャプチャについては無視。
届かないなら電話をしてもらえないかメールしてみる
(こちらからも電話しているが混みすぎていて繋がらない)
10月17日
荷物はまだ見つからないのごめんね・・・というこちらの質問に全く答えてないメールがくる
仕方がないから電話をずっとかけて奇跡的に繋がり、荷物の詳細を伝える
10月18日
スロバキアに移動。
スロバキアに着いてからサイトを確認すると荷物が見つかっていた
10月19日
補償についての問い合わせ先を教えてもらい保存していたレシートを添付して送信。
金額について全額補償できないかダメ元で交渉してみる。
決まりがあるから無理だと言われ、補償額(現金振込だとだいたい65%補償、フィンエアーサイト専用のお買い物券だとだいたい90%補償)を提示される
10月23日
再度交渉してみると、提示した金額の計算が誤っていたと告げられる(最初は135ユーロじゃなくて70ユーロで計算されていた)
それまでの対応の悪さで提示された金額に不安になったので、計算根拠を出して欲しいと返信する。
10月24日
根拠を提示され納得できた。お買い物券の場合はいくらになるのか再計算後の金額を連絡されていないので、それを質問
10月25日
お買い物券の場合の補償金額が判明する。
数日どちらにするか考えたが、フィンエアーのサイトに欲しいものがないのと、あっても郵送費がかかるのであんまり意味ないので現金振込にすることに決める
10月29日
必要情報を送信して手続き完了。数週間後に振込を確認
私が無駄に交渉しているのもあるけど、何もわからず空港を出ると、やりとりが完了するまでに2週間以上かかっている。せっかくの旅中に本当にもったいないと思った。
最初にできることをやってしまって早期解決される手助けになりますように。
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