2013-05-27

バルト三国への船旅

あっという間に北欧滞在期間がすぎ、バルト三国1カ国目のエストニアのタリン(Tallin)へ向けて出発。エストニア、ラトビア、リトアニア、名前が似すぎてて、地理の時間に覚えるのに苦労したのを思い出すが、実際に来てみると当たり前に自分の中で認識できた。

ストックホルムからフェリーが出ていて、そこからタリンを目指す。ストックホルム駅からフェリー乗り場までのバスが出ているというので駅で教えてもらう。駅の前にいくつか並ぶバス停のうちの1つだった。実際に教えられたところの隣の隣のバス停だったんだけど、実際。
D乗り場でTallink Silja(フェリー会社の名前)というシールが貼ってある。フェリー乗り場まで50SEK(約550円 ※1SEK=11円)。


そして30分くらいでフェリー乗り場到着。

またもチケットはプリントアウトして、チェックインして待機。受付の人がちょっと日本語できて和んだ。

今更のムーミン。作者はフィンランド人だけど、スウェーデン系らしく、原作はスウェーデン語で書かれているらしい。

フェリーターミナル周辺は何もないし、ターミナル内も小さなカフェとお土産屋くらいしかない。椅子も少ないのでごろごろも出来ない感じ。

そしてついに搭乗。この船に乗った。

夕方の出発で翌日の朝の到着。部屋をとらないといけないんだけど、1人旅の人にも優しく、知らない人と4人部屋をシェアできる。一番安いBクラスは普通は204ユーロ(約20,400円 ※1ユーロ=100円)なのだけど、4人で割るから1人51ユーロ(5,100円)。申し込み時にその部屋がいっぱいになるかどうか分からないのに、最初から4分の1でいいという。そして性別も選べるから、男性とシェアになることはない。
実際に乗ってみると、女性だけで3人だったし、とても良かったと思う。
Online Bookingで船室のクラスを選ぶ箇所で「Special cabins and shared spaces」というメニューで申し込めばよい。
http://www.tallinksilja.com/en/

船は結構豪華。

長い廊下。

部屋はこんな感じ。上のベッドを降ろして4人眠れる。さすがに狭いけどシャワーもちゃんと付いてる。カードキーを1人1枚渡されて管理できるので外出も別に気にならない。ただ、私のカードキーは何度もエラーを起こし、毎回フロントに行って面倒だった。

船は本当に広いから、パブ、レストラン、免税店、クラブまでなんでもあるし、多分1泊普通の旅行の一環としてきていたら、夜通し遊べるかもしれない。


部屋に入ると、エストニアの女性がいて、私が日本人だと知ると「はじめて日本人に会った!」といってなぜかテンションが上がり、「写真を撮らせてくれ」と言われた。何者でもないのに、とても恥ずかしかったが応じてみると、「次は動画ね」と言われ、彼女の友達にメッセージを送るという謎のことが起きた。

せっかくいい船に乗っているのだからと夕飯はあらかじめブッフェを予約した。これは28ユーロ(約2,800円)とちょっと高かったのだけど、昔よく日本でフェリーで旅行したことを思い出して、行きたくなったのだった。

このブッフェはかなりよかった。種類が多かったし、結局船のカフェで一番安いサンドウィッチでも食べたもんなら10ユーロはいくだろうから、それを考えれば安い気がした。
知らない夫婦と相席になって、とても気を遣われて、「このデザートがおいしい」だのなんだの言ってくれるのはありがたいのだけど、そんなに気を遣わなくても1人で食べていたいのだけどな、と思ったりもする。

船はエストニアへ。

約16時間の船旅を終えて、エストニアはタリンに到着。エストニアも2007年にシェンゲン協定に加盟したので入国審査はなし。その名残なのか入国審査のブースが残っている。

さて、タリンはどんなところでしょう。






このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿