2017-09-06

ゴール ガル ガレ ガッラ

ヌワラエリヤ(Nuwara eliya)から次は一気に南下して海辺の町ゴール(Galle)へと移動する。
日本のガイドブックやwikiにはゴールと記載があるのだが、現地でどうも「ゴール」で通じず、スペルの通り「ガレ」と言うと通じる人もいる、それでも通じない人もいて、発音が悪いのか、結局正しい呼び方がよくわからない。ちなみにグーグルマップだと「ガル」と書いてあるし、地球の歩き方は「ゴール(ガッラ)」と書いてある。

お願いしていないのに、朝食代わりフルーツの詰め合わせを宿のお母さんが持たせてくれた。前日の夜に、別の宿泊者がお金を払わずチェックアウトしたという事件があったのだが、そんな嫌なことがあった時でも優しくできるなんてすごい。

バスは7時発のマータラ(Matara)行き。マータラで乗り換えてゴールへ向かう。その次は8時発のゴール行きがあるが、7時発のがエクスプレスバスだからと勧められたので乗ることにした。479ルピー(約341円 ※100ルピー=72円)。超デコデコのバス。
荷物はこの紫のファーが敷いてあるところに乗せてくれた。

エクスプレスバスだけど、座席は他のバスと同様2列3列で、お客さんが道端で手をあげればどこでも止まって拾っていた。

切符切りの人がドアのそばに立って、バスが走るなか行き先を大声で叫ぶ。「マータラ!マータラ!マータラ!」と何度も言うのでその声が頭から離れなくなった。
ヌワラエリヤは標高1800mくらいの山のなかにあるため、そこから海岸まで一気に下る。カーブが続く道を猛スピードで降り、しかも運転手はスマホ片手に運転。私はこのまま崖を落ちてしまうのではないかととても不安になった。

途中休憩が1回あり、結局約7時間かけてマータラに到着した。マータラに着いた時、ほぼ同じタイミングで8時にヌワラエリヤを出たと思われるバスも到着していた。
結局どんだけお客さんを拾うために止まるかで到着時刻が変わる。

マータラからはトゥクトゥクでゴールに行かないかと客引きが少しいたが、1時間半もかかるから、トゥクトゥクに乗るのはきついし、バスの方が安い。
マータラのバスターミナルではゴール行きのバスはたくさん出ているのですぐに見つかり、乗り込んだ。70ルピー(約49円)

山から下りてきたから、海沿いはとても暑く感じたが、海沿いを走るバスはなかなか良かった。1時間半でゴールに着いた。7時に出て着いたのは15時半だった。

ゴールはオランダ支配下の際に要塞が築かれて、イギリス支配下になった際にもそのままそこを行政の中心として使ったそうだ。要塞とそのなかにある旧市街が世界遺産として登録されている。

予約していた宿は要塞の中だった。バスターミナルから少し距離があるが、歩いて向かう。かなり暑いことと、朝からバスに乗り続けていたことによる疲れで、もうあと少ししか耐えられないと思った。どうにかたどり着き、ライス&カレーを食べて急に回復。単なる空腹というオチ。

夕方近かったので近くの要塞に行ってみる。そこに広がる光景は平和でしかなかったので、すぐにゴールが好きになった。

西日が強くて輝いていた。子供達が走り回って、凧揚げしたり。観光客も地元の人もみんな要塞の壁に腰掛けて、ゆったりとした時間だった。

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