もうこのタイトル以外ありえない。
イスラエルからヨルダンのアンマンに戻り、数泊した後、飛行機でトルコに向かうべく空港へ向かった。
アンマンの町からセルビス(シェアタクシー)で空港行きバスの出ているターミナルまで0.5ディナール(約70円 ※1ディナール=140円)。ここでもまた難癖つけられて1ディナールだと言われるが、まともな人が現れるまで待った。今考えるとたった70円の差なんだが、旅している時の金銭感覚は全然違う。
ターミナルから空港行きのバスに乗り3.25ディナール(約455円)で約1時間。
アンマンの空港はすごくきれい、wi-fiも速いし。驚いたのは荷物チェック、出国審査までが全くしきりのない航空会社チェックインカウンターのある1フロア内で行われること。珍しいな、セキュリティ上大丈夫なのかしら。
飛行機の中で嬉しいのは、アルコールの提供であった。普段の生活で食べることへのお金は優先させても、お酒を飲むということはほんとに少ない。物価の安いアジアではあったけど。そもそもアルコールが禁止されているイスラム教の国では、簡単に買いにいけるものではなかったし。そうこうしているうちに3時間くらいでトルコ(Turkey)のイスタンブール(Istanbul)に到着した。
空港がでかい。人が多い。入国できずに待機しているインド系の人たちがたくさん座り込んでる。
入国審査がすごく混んでいたが、並んでいる間に日本から来ているであろう旅行客や、他ヨーロッパからの旅行客が沢山並んでいて、急に都会というか文明というか、今までいたところとは違うところに来た感じはした。
そういえば入国審査カード書いてないと思ったら、そのまま何の質問もされずにスタンプ押されて入国。日本のパスポートは90日以内の観光目的であればカード書かなくてよいらしい。
地下鉄で有名なブルーモスクのある場所まで向かう。切符の使い方がいまいちわからず、乗り換えの度に買ってしまった。今まで厳格とまではいかないが、イスラムの国にいたから、イスタンブールの女性のスカーフなし人口の多さには驚いた。カップルも普通にべたべたしている。
行った年の6月頃には反政府デモでちょっとニュースになっていたけど、この時は落ち着いていた。トルコは政教分離といって、宗教と政治を全く別物とし、イスラム教を国教とするという条文を憲法から抜いている。そして公の場に宗教を持ち込まないように、色々細かいイスラムの決まりは強制されていないのだ。でも国民の99%はイスラム教らしいが、人により戒律を遵守する程度が全然違うのだ。確かに宗教感が全然感じられなかった。お祈りを始める合図もここでは聴こえてこない。
到着が夕方だったから、宿を探していたりしたらもう夜で、辺りを散歩だけした。ブルーモスク、本当の名前はスルタンアフメト・ジャーミイ。夜の姿は本当に美しい。
夜散歩していてもあまり危険を感じないし、本当に観光地だった。英語表記も多い。もうヨーロッパに入ったんだと思った。
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