イスタンブール(Istanbul)から久々の夜行バスでカッパドキアのギョレメ(Goreme)の町を目指す。
バスターミナルまで向かう電車で変なおっさんに絡まれ、気持ち悪いので駅を一つわざと乗り過ごして時間のロス。しかしそれを見ていた優しいお兄さんが地下鉄代をなぜか払ってくれ立ち去るという小さい事件があった。トルコにいるとこうなんというかナンパじゃないんだが、変に近づいてくる男性が多く、あれは一体なんなんだろうと思うのであった。しかし優しい人もいる。
イスタンブールのバスターミナルは広すぎる。事前にギョレメ行きのチケットを買っておいたが、会社によって値段も全然違うし、値段交渉が当たり前にできる。今回は色々聞いてまわってMetroという会社で60TL(約2,880円 ※1TL=48円)。55TLまでは下がるという事前情報があったが、うまくいかなかった。
(これは昼のターミナル)
バス会社で働く人たちは意外と英語がしゃべれない人が多く、店の外でバス会社の客引きしてるおじさんたちがペラペラだったりする不思議。
トルコの長距離バスはクオリティが高い。椅子が外れたりしないちゃんとしたやつに、軽食がでるし、飛行機と同じで映画と音楽の提供、場合によってはWi-fiがついている。
バスが発車して、だいぶ長いこと都会を走り続けていた。砂漠でもでこぼこ道でもなく、舗装されたアスファルト道路になんとなく寂しさを感じていた。もうずっと西に来たと思った。ひどい環境であればあるほど疲れるだけなのに、そっちが想い出になるなんて。
町は好きだけど、やっぱり人の手が入っていない、入っているけど中途半端なところのほうが自分にとっては魅力的だった。
朝方ギョレメ近くの町で小さいバンに乗り換えて、ギョレメの町に到着。町のインフォメーションセンターで、泊まろうと思っていたホテルに電話してもらい、迎えに来てもらった。小さい町で、観光だけで成り立っているからか、どのホテルも予約なしでも部屋が空いていればインフォまで迎えにくるという話を調べて知っていた。
ドミトリーだけど洞窟ホテルに泊まる!ここは今まで泊まった中でもだいぶ素敵なつくりだった。
町は本当に小さかった。そして全てが観光地価格。イスタンブールより高い外食の物価に死んで、パンだけをひたすら食べるという生活が始まる。
町は歩くとすぐに奇岩がいたるところにある。
夕方頃ホテル近くの丘にあがってみた。町全体が白っぽくて、岩に囲まれた、いや、岩に浸食されているかのように存在している。ここにならずっといれそうだと思った。
そして朝、ここの名物と言えば熱気球。自分が乗るのはいいやと思ったが、沢山飛んでいるところは見たかったから5時半起きでまた丘へ。朝方の町も素敵。
ちらほらと気球が飛ぶ準備をしているのが見えた
飛び始める
最終的にものすごい数が飛んでた。写真はかなりいまいちだけど、実際見ている分に美しい景色だった。
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