2019-07-23

湖畔の町 ハルシュタット

ザルツブルク(Salzburg)に来たのはその近郊の町ハルシュタット(Hallstatt)に行きたかったからというのもある。
ハルシュタットは世界で最も美しい湖畔の町と言われている町だ。
さすがにこんなに長く旅していると世界で最も○○というものにかなり出会うし、それが何をもって一番なのかというのもわからないからあまり好きな表現ではないのだけれども、写真を見たらすごく綺麗で行ってみたくなった。

行き方は電車、またはバスと電車を乗り継ぐ方法があり、電車だけで行く方が大体10ユーロ(約1,320円 ※1ユーロ=132円)高いのに到着時間はほぼ変わらないので、バスと電車を乗り継いで行くことにした。

チケットはバスのチケットも含めて事前にオーストリア国鉄であるOBBのサイトで購入することができる。
https://www.oebb.at/en/

ザルツブルク駅前のバス乗り場から150番のバスに乗り、Bad Ischlという駅まで行く。ほとんどの人が降りるのであまり問題ない。
Bad Ischlから電車でHallstatt駅まで。チケットは事前にサイトで購入し13.50ユーロ(約1,782円)だった。乗り継ぎで電車がすぐ来るかによるけど、大体2時間から2時間半くらいで到着。

バスは車窓からの景色がすごくよかった。
車窓から

Bad Ischlの駅で結構待ち時間があったから周辺を少し歩いたけど、本当に何もなかった。
Bad Ischlの周辺

Bad Ischlの駅前

Hallstattの駅に着くとすぐ横にフェリー乗り場への道がありみんなそこへ移動。Hallstattの駅こそ周りに何もないというか森の中にある。観光客は全員フェリー乗り場へ移動する。
ハルシュタット駅

フェリーと言っても結構小さめのボートという感じだ。
ハルシュタットのフェリー

これがハルシュタット駅発フェリーの時刻表(2017年10月時)。大体電車の到着時間に合わせてある。フェリーは一人片道2.5ユーロ(約330円)だった。
ハルシュタット駅から街までの時刻表

湖を船が行くのだが、周りは全部山で静かで、これから特別な場所に行く感じがした。
船が町に近づくと屋根のない外の席に一斉に人が集まって写真を撮りまくる。確かに行ってみて思ったけど、正面から水に浮かんだように街が観れるのは船の上からだけで、この船からの撮影は結構重要だった。
ハルシュタットの町

ハルシュタットの町2

街の建物はスキー場にあるペンションみたいな感じに思えた。大体山の方で雪が降るところはこういう家なのだろうか。
ハルシュタットの町3

こういう可愛い感じの建物が続く道は思ったより短く、さらに奥に進むと普通の町に変わって行って、スーパーがあったり、学校があったりした。だから観光としてはここに来て、街並みを楽しむ時間が思ったよりすぐ終わってしまった。
しかしすごく落ち着いたのどかな時間が流れていてとてもよかった。
ハルシュタットの町4

ゆっくりカフェかランチでも行きたいと思っていたのだが、思ったより店が全然ない。大型バスで乗り付けて来る観光客もいたりと、街の規模に対して訪れる人はかなり多いのだが、食べたりできる場所がほぼなくて、驚いた。
ハルシュタットの町5

普通の生活エリアに入って行くと丘に繋がる道があったので行っていることに。
ハルシュタットの町6

ちゃんと道ができているから問題ないんだけど、あまりに人が居なさすぎて怖くなったから上まで登ったらすぐ降りた。
ハルシュタットの町7

上から湖のそばを撮影してみたけど、上から見るより下から見たほうがいいなと思う。
上から見たハルシュタットの町

湖が本当に綺麗に鏡面になっている。
ハルシュタット湖

丘を降りてフェリー乗り場に向かうと、ちょうど工事中だったから道幅ギリギリのトラックが来てハラハラした。
ハルシュタットの町9

しかしここは本当に綺麗で来る価値あるなと思う。自分が湖のそばに住んで居たからかもしれないが、何かより惹かれるものがある。
ハルシュタットの町10

こちらが帰りのフェリーの時刻表(2017年10月時)。上段がフェリーの時間とBad Ischl行きの電車の時間になっている。大体がハルシュタットの駅についても10-20分は待たなくてはいけない。
帰りのフェリーの時刻表

帰りも同じくBad Ischlからバスでザルツブルクまで戻った。オーストリアの旅はこれで終わり、次はイタリアへ。

ザルツブルク滞在(ハルシュタットは日帰り):2017年10月23日〜26日

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