2019-04-05

地球の割れ目を見に行く

到着した翌日から車を借りて、アイスランドの観光スタート。
滞在しているレイキャビックから車で約50km。地球の割れ目と呼ばれているシンクヴェトリル国立公園を目指す。この公園と、ゲイシール間欠泉、グトルフォスの滝というのが1日ワンセットで回るゴールデンサークルと呼ばれる観光ルートになっている。
私たちは滞在に余裕があったため、1日では回らず、まずは一番近いシンクヴェトリル国立公園だけ行くことにした。

道路が広いし渋滞が存在しなさそうな人の少なさなので、みんな飛ばしまくりで、慣れない左ハンドルと右側通行に緊張(運転は友達に任せた)。
あいにく雨が降ったり止んだりする天気だったが、雲の動きや空の色の変化が全て見えた。目の前で広大な自然の絵を何枚も見せられているような、不思議な感覚になる。

たまにすれ違う車にやたらとパッシングされるなと思って、何かがおかしいのかもと思い後から交通ルールを調べたら、ヘッドライトは時間にかかわらず常時点灯していないといけないことが分かった。最初に調べるべきことを全然調べていなかった・・・。

シンクヴェトリル国立公園に到着した時は残念ながら雨。
この公園は海嶺(海底の山脈)が地上に出てきちゃったという場所で、ユーラシアプレートと北米プレートが引っ張り合うことでできる割れ目を地上で見ることができる、まさに地球の割れ目なのだ。アイスランドはプレートに引っ張られることで年に数センチ拡大しているそうだ。
駐車場は500isk(約530円 ※100isk=106円)で入場料は特になし。トイレは有料で200isk(約212円)とちょっと高め。

早速歩いてみるが、最初に言っておくと、正直どこが割れ目なのか分からなかった。分からないまま散策して雨が降って寒いし中途半端に終わってしまったのだった。

多分これが割れ目なのか。

少なくとも見えている岩はどれも海嶺の一部であることは確か。


公園はかなり広かったが、寒さに耐えかねて帰ることにした。街に近づくと少し晴れ間が見え始めていた。

ホテルに一度戻り、雨も止んだのでレイキャビックの街を散策してみることにした。
アイスランドは土地の広さを利用して全てが大きく作ってあると思ったが、街の商店街のようなところは道路も狭くこじんまりとしていた。

宇宙一美味しいホットドッグ屋があるということで、一応食べてみる。宇宙一を名乗っているだけあり、結構人が並んでいた。

分かってはいたが味は普通だった。お腹が空いていたから美味しく思えた気がした。450isk(約477円)。物価が高いというけど、ホットドッグはまずまずの値段。

街を歩きながら他の店の看板で外食の値段を一応チェックしたら、かなり高くてびっくり。
メニューから予想するに朝食や軽食の店。今日の魚や鳥料理が2,490isk(約2,639円)だった。他のメニューも平均すると1,500iskくらい。軽食の店でこれならやはり外食を毎回するのは難しそうだった。

街はこじんまりとしていたが、観光客向けの店もそこそこあり、結構かわいい雑貨が売っていたり、友達と一緒だったからというのもあるがそういうものをゆっくり見たりして楽しかった。

アイスランドで一番高い建物である教会。かなり変わった形。

外食を控えたい我々の味方はBONUSという激安スーパーだった。頭のおかしい豚みたいな絵が特徴。レイキャビックの街中にもあるし、車で移動する間にもいくつか見かけた。
パンは長いフランスパンが198isk(約209円)で、ビールは500mlで85isk(約90円)で水より安い。ちなみにアイスランドは水が綺麗だから水道水を飲むことができるため、飲料水を買う必要はないのだ。
他には他国で買ってきたインスタント食品などを持ち寄ってきたから、毎日それなりにまともな食事をして、合宿のような楽しさがあった。

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