モロッコ最初の地タンジェ(Tanger)。ここはスペインから船でモロッコ入りする時に停泊する町で、その影響もあるのか、町のレストランや人々の話せる言葉は今までで一番多かったかもしれない。
元々モロッコの公用語であるアラビア語、次によく使われているフランス語。だいたいこの2つが通じると言われているが、ここはスペイン語の表記もよく見かけた。そして当然英語も。
メディナ(旧市街)の外側は思ったより都会で、背の高いビルが並び、交通量も多かった。これはモロッコの他の町とはちょっと違った。
海沿いをリゾート化するのはどの国も同じなのだろうか。
海岸沿いは工事中で、どうやら商業施設が出来るらしかった。
イメージ図の合成がひどい。
金網の中も工事中でずっと見てたら、中を1台のトラックが通った。男性が荷台に数人乗っていて、こっちに向かって笑顔で手を振りながら小学生レベルの下ネタを日本語で叫んでくる。
そうだった、モロッコはそういうことに注意すべき国なんだった。事前に色々調べていた時、特に女性はモロッコ男性から軽いセクハラや積極的に言い寄られたり、また自称ガイドという人にだまされて絨毯買わされたり、とにかく人に注意せよという話が多かった。実際自称ガイドは結構取り締まられているらしいけど、確かに道を歩いていると声をかけてくる人は他の国より多かった。
まあこのトラックの男性達はセクハラというより笑ってしまうレベルの話だからまだいいけど。
そして港。
多分旅客船はここじゃない港だと思うけど、ここはここで賑わっていた。港周辺では子ども達がうろちょろしてて、写真撮って!と言ってきたけど、それもまた、撮ったら撮ったでお金をせびられるという事例を読んだからスルーした。判断が難しいな・・・。
港からメディナ方面へ進むとオープンカフェというかちょっと良いレストランが並ぶ場所があったり。
外側から見るメディナ。中はいるとどうやって家を建てたのか、なんで家の中があんなに広く作れるのか、謎が多すぎるつくり。
中の話は別の時にするとして、メディナを通り抜けてみるとジブラルタル海峡が見えるところに出る。向こう側へスペインが。
意外なことにこの海を眺められる場所に女性1人できて黄昏れているという姿を何人か見かけた。海では若い男性と女性が楽しく遊んでいたり、思っていたイスラムの国とはまた違った印象だった。多分これはタンジェだからなのだろう。少なくともサハラ砂漠に近い町では男女が一緒になって騒いでいるところは見かけられなかった光景である。
次回はメディナの話。
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