2019-06-12

ブダペスト散策

朝起きても荷物のことばかりが気になっていた。行方不明のバッグが今どういう状況にあるのかが分かるサイトが用意されていて、それにアクセスするが特に進展はなかった。
あとは空港で最初に荷物がなくなった時の手続きをした所に電話して見たが、フィンエアーに問い合わせるように言われただけであった。

生活必需品すらないので、散策しつつそれらを買いに行くことにした。
とはいえこの時点では、この後すぐにバッグが見つかったら全くの無駄な買い物になってしまうので、本当に最低限必要なものはなんなのかということを考えた。

この時はロストバゲッジはだいたい48時間以内に見つかるという記事を読んで、ポジティブな気持ちでいた。
外は快晴でそれだけで気分も上がる。泊まってた宿の建物がおしゃれ。
ブダペストのホテル

ハンガリーを流れるドナウ川とその周辺にブダ城というものがあり、世界遺産登録されている。ブダペストは「ドナウの真珠」と言われるくらい美しい街と言われているが、実際に本当に美しかった。ヨーロッパの観光地の大都市はゴミが落ちまくっていて汚いところも多い中、本当にゴミが少ない。秋の気候もあったと思うけど、清々しくて過ごしやすく、人も落ち着いていて、治安が割といいように感じた。

早速ドナウ川へ行ってみる。大きな鎖橋がかかっている。
ブダペストの鎖橋

橋を渡って、歩いてブダ城の方へ行く(ケーブルかーもある)。近代化された建物がほとんど見えない、ザ・ヨーロッパという景色が本当に素晴らしい。
ドナウ川

ちょうど馬に乗った人たちが出てくる。
ブダ城の騎兵隊

犬用のゴミ箱があった。そんなに犬連れている人見なかったけど。
ブダペストの犬用のゴミ箱

城はあんまり興味がなかったからそのまま歩いていくとマーチャーシュ教会がある。ここは歴代の王の載冠式が行われた場所らしい。歴史的にもその時の文化、もしくは征服されていた文化によって建築様式を変えて来た変わった場所。屋根のデザインが不思議。教会であまりこういうのは見たことがない気がした。
マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会の屋根

その向かい側に漁夫の砦がある。ここはハンガリー建国1,000年を記念して建てられた建物らしい。もともと漁夫たちの自治体があった場所なのでこういう名前になったそうだ。
漁夫の砦
おとぎ話に出て来そうなお城みたいな形で漁夫感が全然ない。

漁夫の砦から川を見ると、対岸に国会議事堂が見える。なんておしゃれな国会議事堂なんだろう。
国会議事堂

街並みもなんか素敵。ほんとに落ち着いた場所。
ブダペストの街並み

ドナウ川沿いは夜景が綺麗だというのでも有名で、夜のツアーがあるくらいだ。昼間に歩いた感じで本当に治安の良さを感じたので、夜も一人で行って見ることにした。

その合間にとりあえず絶対に必要だと思った、シャンプー系、歯ブラシ、タオルだけ購入。あとはもし必要なものを全部買うことになった場合に備えて値段のチェック。ハンガリーは物価が安いと思った。
その時は知らなかったけど、最近日本に上陸したデカトロンがあって、そこがかなり重宝した。普段は水泳の時とかに使う速乾性のあるタオルを持ち歩いていたが、それが売っていて、しかもかなり安く、サイズも5種類くらいあって助かった。

夜のドナウ川周辺は真珠というよりは燃え盛る炎のレベルでキラキラしてた。
ドナウ川の夜景1

ドナウ川の夜景2

ドナウ川の夜景3


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