キューバからカンクンへ飛行機で戻り、乗り換えてスペインはマドリッド(Madrid)へ出発した。
バカンス時期が始まっていたからか、カンクンの空港では入国審査から荷物を受け取り外にでるまでに並んで、並んで2時間もかかった。カンクンはヨーロッパからバカンスに来る人が多いのか、周りがそういう感じの人ですでに雰囲気はメキシコではなかった。
飛行機の乗り換えまで時間があったけどすでにカンクンを色々見てからだったから、空港でひたすら時間をつぶしていた。ちょうど妹に子どもが生まれそうだという知らせをうけていたから、メールを確認するためのWi-fiを探すのに必死だった。
ある程度時間がたち、自分の乗る飛行機が掲示板に表示されていないことに気づく。e-チケットの記載のターミナルとは違うターミナルに変更になったかもしれないと思って、掲示板を見つめていると、空港前に溜まっている空港サポーター的な人が近づいて来て、ターミナルが違うといいだした。
もはや結構時間が迫っていたから、ちょっと焦っちゃって言われるがままに、ターミナル間を移動するバスを待つが、こないからその人が用意した車に乗って隣のターミナルに移動。ちゃんと私の乗る飛行機の掲示があって、安心したところにお金の請求。そりゃタクシー的なものに乗ったから払うつもりだったけど、それが200ペソ(約1,200円 ※1ペソ=6円)。短距離を乗っただけだから高すぎると言ってみたものの、自分が手伝わなかったら飛行機に乗れてなかったんだから助かったでしょ?みたいな事を言われ、もう飛行機の列に並んでいるし、交渉と言い争いをするのが面倒に思ってそのまま支払った。これは完全なぼったくりだ。
乗り継ぎだから出国税かからなかったけど、かかってたらもうペソもってなかったし、危なすぎ。もうしょうがないと思わざるを得なくて、そのままスペインへ飛んだ。
そして7月5日昼頃にスペイン・マドリッドに到着。空港のデザインとか雰囲気がヨーロッパという感じがした。イギリスに留学していたのは約10年前だから、それ以来久々のこのヨーロッパ感に少し喜びを感じた。
スペインは大不況で失業率がその時すでに25%を超え、若者も失業率は50%を超えていた。そんな状態の雰囲気が想像つかなかったけど、行ってみると意外と鬱屈とした感じはなかった。恐らく周辺国やその他の国から観光客が来ていたから、町の中心の雰囲気=現地の雰囲気ではないということもあるから、本当のところがわからなかったというのもあるが、だいたい中心街はホームレスが沢山いてもいいし、地下鉄やバスで観光客を狙ってスリがいたり(実際イタリアなんかはスリがいると結構すぐわかる)、ヨーロッパにいた過去も含めて色々なところを見てきたから少なからず感じ取る事ができるようになった雰囲気が、どんよりはしていなかったのだった。やはりラテンの血か、なんて勝手に思っている。
南米にいた時よりは若干警戒心が薄れて、少し町歩き。
次はマドリッドの色々を紹介予定。
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とても魅力的な記事でした!!
返信削除また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
どうもありがとうございます。嬉しいです!
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