2012-09-04

コロンビアからグアテマラ入国

コロンビアを早々に後にして、グアテマラへ飛行機で移動。その後のルートでグアテマラからメキシコへ入国したかったので、グアテマラは北の方から南下することにし、コロンビアのボゴタからグアテマラのフローレス(Flores)へ行く事にした。結構な移動距離だったのと、直前に取ったので、航空券はそれなりに高かった。

まず最初はコロンビアから出国する際には出国税と空港利用税がかかるのだが、滞在が60日以下だとそれが免除されるため、係の人の案内によりその手続きをする。パスポートを見せるだけだった。
そして、もう日本へ帰る航空券は持っていたので余裕と思ってチェックインしようとした。案の定日本に帰る航空券は持っているかを聞かれた。持っているといって見せると、本来ならそこで終わりなはずだが、出発がローマからなので、ローマまではどうやって行くのかと聞かれた。
ローマへはその時まだ決めてなかったけど、メキシコからヨーロッパへ行く予定になっていたので、そう答える。しかしその航空券を見せろと言われる。持ってないと言う。・・・・・。

また出発直前にこのパターン!と思って、どうにか出国しないといけないので色々言ってみる。日本に帰るチケットがあるのになぜか、とかそういう質問を色々。相手も英語がいまいちで他のスタッフにバトンタッチして、最後はそこで一番偉いと思われる人が来たけど、全然意味なかった。要は、グアテマラから他の国に出国する証拠がないとだめらしかった。メキシコへはどうやって行くのかというのを聞かれるけど、元々バスの予定だし、空路と答えても航空券見せろになっただろう。バスなんて事前に予約して証明書見せるの無理ではないかと色々言ってみるが、やっぱり無意味だった。

そしてまたAvianca。この航空会社と私の相性がよっぽど悪いのか、相当厳しくチェックをしているのか、両方だと思うけど、結果的にグアテマラからどこかへ行くチケットを買うように言われた。フローレス行きの航空券が高かったので、出国できずにこれを無駄にしてはいけないと思い、もう方法がないので仕方なく航空券を販売しているカウンターへ。
事情はチェックインカウンターから伝わっているらしく、他の国に行くチケットを買う。その場所には絶対行かないって知っているのにおかしな話である。航空券の販売カウンターの人はとても理解してくれていて、ちゃんと一番安いもの、そしてリファンドできるものを売ってくれた。私個人的には嬉しかったけど、それって本当に意味がなく、リファンドするときにかかる多少の手数料を徴収できるだけで、ちりも積もれば的に会社の利益に多少なるのかもしれないけど、人件費を考えるととんとんな気がする。それともそれくらいしないと出国できないくらいコロンビアの出国、もしくはグアテマラの入国が厳しいのか。パスポートにはどこへ出国するチケットを持っていますなんて情報を航空会社がかけないだろうし、考えられるのは万が一入国で拒否されて、強制送還された時に、飛行機への搭乗を許可した航空会社へのペナルティでもある、とか。色々考えたけど、結局、665,070ペソ(約26,602円 ※1,000ペソ=40円)のエルサルバドル行きのチケットを購入した。

コロンビアの出国審査を特に何も聞かれず通過し、空港内のお店などを見て回るが、そういえばまだ旅の始まりの頃にアメリカのオーランドからボリビアのラパスまでの乗り換え地点で、夜中にこの空港にいたなと思い出した。

こっちはまだ得体の知れない国(南米が初めてだったから)と思っていた時に撮った写真。ほぼ同じに見えるけど、私にとっては全然違う。

そして無事飛行機に乗り、エルサルバドルで乗り換え。どこかの国の学生の修学旅行客みたいなのと一緒で本当にうるさかった。どの国も変わらないな。

グアテマラシティでまた乗り換えと、入国審査。特に何も聞かれず。グアテマラシティは本当に危ないから、乗り換え以外で使わないようにとグアテマラに留学していた友達に言われていたので、空港をでてチェックイン側にうつることすらちょっと緊張した。さすがに空港内なので別に普通だったけど。
なぜか空港はすごく暗かった。

そしてグアテマラシティからフローレスへ。今まで乗った中で一番小さい飛行機だったと思う。雨がすごくて、傘をさして搭乗した。

到着するともう夜だった。フローレスというのは島で、実際は道路で陸続きになっているけど、周りが海に囲まれていてすごくいいところ。ホテルが島の中にあったので、タクシーで向かう。空港から20ケツァル(約280円 ※1ケツァル=14円)。原付に乗っている人がすごく多かった、そしてとにかく暑い!もうこれでもかというくらい汗がながれでた。そして安すぎるホテルを取っていたので、エアコンも扇風機もなければ、wi-fiがあると書いてあったのに、近くの大きめのホテルのwi-fiを利用しているだけで、遠すぎて電波もなかった。しかし人はものすごくよかった。

ついに中米の旅がはじまる!


そしてAviancaの後日談。忘れないうちにリファンドしようと、とりあえずHPに掲載されているお問い合わせから、メールを送ってみると、リファンドはこっちにメールしてくださいって、スペイン語で返信がきた。Google先生に翻訳してもらい意味はわかったけど、英語HPがあるけど、まだお問い合わせ対応は英語じゃないんだなあと思う。
その宛先にリファンドしたい航空券の内容を記載して送ると、今度は英語で返信がきて、近くのAvianca支店へ行ってくださいと書いてあった。その時すでにメキシコで、近くに支店がありそうもない。てかこれ支店がない国はどうするんだろう?とか、そもそもレスポンスが遅すぎて、この時既に最初のメールから1ヶ月くらいたっていた。
もう面倒になったのでいいやと思っていたら数日後。カードの明細を見ると、お金が戻って来ていた。私は支店へ行くようにメールがきてから、何も返信してないからかなり驚きだった。あまりこういうことは普段思わないのだけど、やっぱりAviancaはもうあまり使いたくないなと思ったのであった・・・。

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