友達と合流して2日目。お互いに前日は移動して疲れてたから、よく寝てから、ゆっくりとバルコニーで遅い朝ご飯を食べた。
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マッターホルンがきれいに見えて、天気も良く、それぞれ旅中に買い集めた食べ物と、ツェルマットのスーパーで買った野菜やチーズなどを調理して食べた。なんて良い1日の始まりだろう。
この日はツェルマット(Zermatt)からハイキングで行けるスネガ(Sunnegga)まで行こうということにしていた。
本来スネガまではツェルマットの町からケーブルカーで3分という近さなのだが、ちょうど行った時期が夏季から冬季への移り変わりの隙間時期で、ケーブルカーは10月15日から11月15日まで休止していた。(行ったのは11月2日)
maps.meという地図アプリでは結構詳細に道が表示されていたから、それを頼りにいくことにした。町を抜けて、山の麓から登っていくという感じだった。
途中に線路があり、そこではガソリンで動く車を見た。基本的に電気自動車しか乗り入れが認められてないツェルマットでは珍しかったかも。
森の中に所々きのこのオブジェがあり、謎だったが、これがあるということは道が間違っていないということなんだと思うことができた。
ゆっくりと登っていたが、ずっと上りが続くからだんだんときつくなってきていた。そのうえ道が地図通りではなかったりしたため、間違えて道を進み戻ったり。天気が良かったのはいいのだが、日差しが強いせいで暑くて大変だった。
大変だと言いながらも、上に行くほど美しい景色があって、その度に元気を取り戻していた。
山の中に入ってしまうと、初めて行く場所だから本当にたどり着けるのかは不安だった。これは一人だったら行ってないだろうなと思う。不安になりつつ山を越えて行くと、やっと町が見えて、かなり安心した。
実際にケーブルカーで到着する場所は、この町よりもう少しだけ登らないといけなくて、そこまでの無料のエレベーターがあるが、動いている気配もしなかったので乗らなかった。
私たちが目指していたのは、このスネガにあるライゼーという湖で、透明度が高く綺麗なのと、鏡面になるためマッターホルンが逆さに移るという場所だ。
やっと湖までたどり着いたが、思ったより時間が経っていたため太陽も陰ってきていて思っていたのとはちょっと違った。
そしてケーブルかーがやっていない時期だけあって、本当に閑散としてる。お店などもあるらしいはずだが、全く見つけられなかった。
しかし湖のところまで降りて、マッターホルン側を見るとちゃんと映ってる!
もう少し早く到着していたらもっと綺麗だったかもしれないけど、これはこれでとても良かった。人がいなさすぎて、自分たちだけの場所みたいだったし。自分は山好きとかではないけど、マッターホルンってやっぱり実際に見るとすごく美しい形と色をしていて、それが目の前でしっかり見れたのは良かった。
帰りは行きとは違う道で、スネガの町の中を通って帰った。ずっとくだりだからだいぶ楽だった。
近くのヘリポートで何かを輸送したのか緊急搬送なのかわからないけど、あわただしくヘリが飛び立つところを初めて間近で見た。一瞬でいなくなってしまったけど。確かにここまでは車では来られない気がした。
ツェルマットの町を出てから、スネガの町の湖まで約3時間のハイキングだった。
たくさん歩いたから本当にお腹が空いて、ツェルマットについてからチーズフォンデュを食べた。ツェルマットで食べたチーズフォンデュが他のどこよりも美味しく、今でもまた食べたいと思う時がある。
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