2016-07-04

ナミビア周遊の旅6日目(エトーシャ国立公園)

いよいよ本格的なサファリへ出発。朝日とともに車で出発した。エトーシャ国立公園の中であれば、自由に車でまわれる。

どの動物がどの辺にいるというのが示された看板は一応あるのだが、ほぼ当てにならなかった。本当に広い場所だった。

走り出すとすぐに象に遭遇した。自然の中にいる象!かなり興奮した。
ラオスで象遣いの修行をしたから、散々象とは触れ合ったのだけど、飼いならされていない象というのは迫力が増していた。

そしてまた走り出すとキリンが。親子か兄弟か恋人か。仲良さそうにみえる。

もう1匹でてきた。車から降りることは禁止されている。動物を見つけたら車を停めて彼らを静かに見守るだけなんだが、その時間がものすごく貴重な時間だった。

しまうまはなんだかがっしりして見えた。広がる景色も本当にすばらしい。

水辺によく動物がくるというもう一つのHalaliキャンプ場にいって、クドゥをたくさんみた。

水辺を後にしてまた車で公園内を走り出す。スプリングボックの群れに出会う。なぜみな同じ向き?

ダチョウもいた。

車道のところまで象が迫って来ているところに遭遇した。車なんて簡単にひっくり返されるので怖い、でももっと近くで見たいの気持ちとのせめぎ合いだった。死にたくはないので少し遠くから見守る。

象は砂を自分の体にかけまくっていた。これは象の習性で寄生虫などを追い払うためらしい。背中に砂たまってる。

なかなか肉食動物には会えない。一旦キャンプ場に戻ってまたプールに入っていた。プールサイドで音楽を聴きながらごろごろして、ふと、もう少しで日本に帰らねばならないと思うと、とても帰りたくない気持ちになった。自由で充実しすぎていたからだと思う。

少し日が沈みそうな頃に再度車を走らせた。暗くなって来た方が肉食動物が出てくるのではないかと思ったからだ。
バッファローとシマウマの共存。

空がすごい

陽が沈んでさらに空がすごい色に。この色に360度を囲まれた。

暗くなってからのドライブは危険なのでキャンプ場にまた戻った。キャンプ場の水辺でずっと待っていたら、またサイが現れ、そしてついにライオンが現れた。写真は暗すぎて映せず、でもはっきりとあのたてがみを見ることができた。

動物園ではなくて、自然に生きる動物を見ていると、動物園で感じる可愛さとか全くなくて、同じ生きている者としての共感が感じられる気がした。そして自由に生きる動物達をみると、動物園に連れて行かれることは不幸でしかないと思った、多分。


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