2015-11-12

メテオラ!

ついに念願のメテオラを見に、その所在地であるカランバカ(Kalambaka)へ
トリカラ(Trikara)の街からバスで40分くらい。2.3ユーロ(約322円 ※1ユーロ=140円)。バス停の向かい側にあるチケット売り場であらかじめチケットを購入
バス停が一般のバスのように路面にあるから、チケットはバス内なのかなと思ったら違った。
写真の右の店がチケット売り場

カランバカの街は本当に小さい。
メテオラと呼ばれる岩山群は広範囲にわたり岩の上に修道院が転々とある。バスもあるらしいがそこをウォーキングでまわることにした。
さすがにちゃんと食べなきゃと思い、適当なケバブ屋に入る。一番安いケバブ1つで我慢しなくてはいけないほどお金がなかった。なぜかお店の人が気遣って、有料であるはずの水をだしてくれた。痩せすぎていたし貧乏にみえたのかもしれない。

街のすぐ裏に岩山がどーんとある

トリカラで泊まっている宿の人からもらった地図を頼りに道を行く。わりと道なりに進めば、岩山も目印になるし、迷うような道ではない。

なんというウォーキング日和!

家の裏にもすぐ岩山が。少しだけトルコのカッパドキアの街っぽい感じ

街を抜けて道路沿いに歩き始めるとさっそく修道院が見えた

メテオラは昔キリスト教の修道士たちの修行の場だったということだ。こういう風に閉鎖的な環境で修行することが主流だったという。

だんだん標高も高くなって来て、景色が本当に素晴らしい。空が澄みすぎていた。

山の中を歩いてみたり

さすがにこんな上まではいけなかったが。ほんとうにいたる岩山の上に修道院があった。建物は割と新しめのものが多く、修復されたものがほとんどに思えた

異世界だ

ギリシャは猫が多い気がする

あとは写真で


そしてメテオラと言えば必ずこの修道院の写真がでてくる。見つけたときはやっぱなんかテンションあがった。しかし逆光!


修道院の左にうっすらワイヤーみたいなものが見えるが、これは移動手段みたいだった
使われてるのかな、ほんとに。
上から見ると全然印象違う

4時間くらいじっくり歩いてまた街に戻った。今度は下から見上げるとまた全然違う印象

街はもうクリスマス。トルコでもこの目をした置物をみた。こっちのスタンダードなのか

メテオラこれてよかった。しかも最高の天気。
トリカラの街もとてもよかったし、ギリシャの北側はもう少し見てみたいと思った。

翌日またアテネまで戻り、次なる土地へ。
アフリカの旅が近づいて来ていた。未知なる場所すぎて、下調べをしっかりしなくては…。ヨーロッパの中で自分が一番知っている場所で少し時間をとることにした。

トリカラ滞在:2013年11月27日〜29日

2015-11-09

トリカラで秋が来た

サントリーニ島(Santorini)から出発したフェリーが早朝にアテネ(Athens)に到着。ラリッサ駅からトリカラ(Trikara)行きのチケットを購入。フェリーでよく眠れなかったから徹夜明けのくらくらと共に出発までの2時間くらいをカフェで過ごした。
ちなみにラリッサ駅にはwifiがあった。

次なる目的地はトリカラ。メテオラ(Meteora)という岩山の上に修道院が立ち並ぶ場所へ。中学生の時、世界遺産の本を買ってもらってずっと眺めてた。それでずっと行きたいと思っていた場所。一時期自分のメアドの一部にしていたから、親がそれを覚えていて、「やっと行けるね」と言われた時には私も忘れているような記憶なのに、親にとっての子どもについての記憶すごいな、と思った。

しかしいつも思うのだが、メテオラってFFの魔法にありそうよね。

電車に乗り込むと自分でも意識しないうちに寝落ちしていて、はっと目覚めると景色が都会から山に変わっていた。

トリカラまで約4時間半で到着。駅から街の中心までは15分は歩いた。
メテオラまではバスでさらに移動しなくてはいけなかったので、その日はトリカラの街を散策。
小さな街でのんびりとしていて、静かで、私はとてもこの雰囲気が気に入った。



街には小川が流れていて、紅葉していた。秋という季節があまり存在しないところを通り過ぎて来たから、久々に秋らしい感覚を味わった。
秋っていうかもう冬がくるよ、っていう季節か。


本当は街には小さな食堂があって、ホステルの人にそこがローカルでオススメだよ!と言われたのだが、あまりにお金がなさすぎて行くことができなかった。
そのころの食事と言えばスーパーで食パンと安いクリームチーズとピクルス。それを持ち歩いてお腹がすいたら食べる。あまりに栄養分がないので、血迷ってひまわりの種を食べていた。

さて次はいよいよメテオラへ